胸壁外傷の種類・穿通性外傷〔きょうへきがいしょうのしゅるい・せんつうせいがいしょう〕
刃物や銃弾による穿通性外傷と、鈍的外力による肋骨(ろっこつ)骨折を主とする非穿通性外傷に分けられます。穿通性外傷の場合には、心臓や肺などの胸部臓器まで損傷を受け、気胸や心臓タンポナーデを発症していることがあるので、救急処置を急いで施す必要があります。
(執筆・監修:日本赤十字社医療センター 院長〔呼吸器外科〕 中島 淳)
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