胸膜中皮腫〔きょうまくちゅうひしゅ〕

 胸腔の内腔を覆う中皮細胞から発生した腫瘍です。良性と悪性に分けられます。

[原因]
 悪性中皮腫の60~80%の患者に石綿(アスベスト)の曝露(ばくろ)歴があり、病気の発生原因とされています。

[症状][診断]
 胸膜に沿って腫瘍が進展すると、胸痛や呼吸困難が出現します。さらに倦怠(けんたい)感、寝汗、気胸、胸水の貯留などがみられます。
 胸部CT(コンピュータ断層撮影)検査で胸膜に沿った腫瘍を確認し、胸膜の生検により組織を採取し病理学的に診断します。一側の胸膜のみに腫瘍が限定されていれば、外科的摘出術が考慮されます。それ以上に進展した場合には内科的化学療法になりますが、効果は限定的です。
医師を探す

厚労省記者クラブから

2018/08/21
オプジーボ(一般名】ニボルマブ)点滴静注の「悪性胸膜中皮腫」と 「悪性黒色腫の術後補助療法」への適応拡大、 「固定用量への用法・用量」の変更、および オプジーボとヤーボイ(一般名:イピリムマブ)点滴静注との併用療法における 「腎細胞がん」への適応拡大に対する国内製造販売承認事項一部変更承認取得

小野薬品工業株式会社/ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社