[脾臓の構造とはたらき]

 脾臓(ひぞう)は左上腹部にある直径10~12cm、重さ80~120gの比較的やわらかい血液成分に富んだ臓器です。ふつうは肋骨の下に隠れていますが、大きくなると肋骨の下から触れることができます。脾臓には、血球をつくるとともに、血液を貯蔵し、また不要になった血球をこわす作用があります。また、血液中に入った細菌など異物をとらえて処理したり、細菌に対する抗体をつくったりする免疫機能があり、特に小児では重要です。

(執筆・監修:自治医科大学附属病院 病院長/自治医科大学外科学講座 教授〔消化器外科学〕 佐田 尚宏

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