神経皮膚炎(ビダール苔癬)〔しんけいひふえん(びだーるたいせん)〕
慢性湿疹の一つの型と考えられています。
[症状]
中年女性のくび、特にくびのうしろ(うなじ)によくできます。“ビダール苔癬”ともいいます。皮膚が灰白色をおび、きめが粗くなって厚くなります。だ円形もしくは帯状の発疹(ほっしん)で、たむしとまちがえられたりします。
かゆみが非常に強いのが特徴で、また気がまぎれていると、かゆみが気にならないといったことがあります。つまり、気のもちようで、かゆみを強く感じたり、ほとんど感じない程度になることもあります。
[治療]
治療法には次のものがあります。
1.副腎皮質ステロイド軟膏(なんこう)の外用。同テープの貼付(ちょうふ)
2.かゆみを抑えるために抗ヒスタミン薬の内服
[症状]
中年女性のくび、特にくびのうしろ(うなじ)によくできます。“ビダール苔癬”ともいいます。皮膚が灰白色をおび、きめが粗くなって厚くなります。だ円形もしくは帯状の発疹(ほっしん)で、たむしとまちがえられたりします。
かゆみが非常に強いのが特徴で、また気がまぎれていると、かゆみが気にならないといったことがあります。つまり、気のもちようで、かゆみを強く感じたり、ほとんど感じない程度になることもあります。
[治療]
治療法には次のものがあります。
1.副腎皮質ステロイド軟膏(なんこう)の外用。同テープの貼付(ちょうふ)
2.かゆみを抑えるために抗ヒスタミン薬の内服
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)