毛孔性苔癬〔もうこうせいたいせん〕
[症状]
毛孔がかたくなってとがってきて、さわるとおろしがねの表面に触れているように感じます。色は皮膚の色か紅色ですが、時には褐色(かっしょく)をおびていることもあります。
上腕から肩にかけて、また、臀(でん)部から大腿(だいたい:ふともも)にかけて、その伸側(外側)に目立っています。また、耳の前のほおにできていることもあります。自覚症状はありません。
女子に多く、思春期になると目立ってきますが、25~26歳になると、自然に軽快していきます。
[治療]
角質軟化薬(ビタミンA軟膏〈なんこう〉、サリチル酸軟膏、尿素軟膏)を外用します。
毛孔がかたくなってとがってきて、さわるとおろしがねの表面に触れているように感じます。色は皮膚の色か紅色ですが、時には褐色(かっしょく)をおびていることもあります。
上腕から肩にかけて、また、臀(でん)部から大腿(だいたい:ふともも)にかけて、その伸側(外側)に目立っています。また、耳の前のほおにできていることもあります。自覚症状はありません。
女子に多く、思春期になると目立ってきますが、25~26歳になると、自然に軽快していきます。
[治療]
角質軟化薬(ビタミンA軟膏〈なんこう〉、サリチル酸軟膏、尿素軟膏)を外用します。
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)