甲状腺中毒症
必要以上に甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて、甲状腺ホルモン過剰によるさまざまな症状が出現する病気を甲状腺中毒症と呼び、いくつかの病気があります。このうち甲状腺組織自体が甲状腺ホルモンを過剰に合成・分泌するものを甲状腺機能亢進症と呼び、バセドウ病が代表的な病気です。いっぽうで、甲状腺の機能亢進がなくても甲状腺組織が炎症などで破壊されて甲状腺ホルモンが血液中に流れ出して甲状腺ホルモン過剰の症状(甲状腺中毒症)をきたす病気(亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎など)もあり、鑑別が必要です。
(執筆・監修:東京女子医科大学 名誉教授 肥塚 直美)
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