足の短趾症〔あしのたんししょう〕 家庭の医学

 足の指が短い状態で、実際は足の甲にある中足骨(ちゅうそくこつ)が短くなっています。第4の指にみられることが多く、歩行障害などはほとんどありません。

【治療】
 骨移植術や骨延長術によって、中足骨(ちゅうそくこつ)を延長します。手術の時期は足の骨が成長する思春期以降が適切です。

(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)
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