狭頭症(頭蓋骨早期癒合症)〔きょうとうしょう(ずがいこつそうきゆごうしょう)〕

 赤ちゃんのときには頭の骨がくっついていない場所があり、そこが伸びていって頭が大きくなっていきます。その場所が生まれつきくっついていて頭の骨がひろがらない子どもがいます。これが狭頭症です。脳の成長が抑えられ、知能障害を起こしてくることもあるので、頭の骨を切り離す手術をします。
 小児慢性特定疾患に指定されています。

(執筆・監修:地方独立行政法人 栃木県立リハビリテーションセンター 理事長兼所長/自治医科大学 客員教授〔小児科〕 山形 崇倫
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