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【新刊】『黴の生えた病棟で―ルポ・神出病院虐待事件』6/24発売 組織腐敗の構図、その集団心理とは――!?

神戸新聞社
「胸糞が悪い。許せない。それでも、この“現実”を見ないフリをする都合のいい人間ではいたくない」 作家・早見和真氏推薦。記者たちが約4年間にわたって継続取材したルポルタージュ。

神戸新聞社は『黴(カビ)の生えた病棟で―ルポ・神出病院虐待事件』(著:神戸新聞取材班)を6月24日、毎日新聞出版から刊行します。神戸新聞オンラインショップ(https://kobe-np.stores.jp/) 及び、全国の書店で販売します。

【本について】
精神科病棟の看護師たちは、夜な夜な患者をもてあそび、笑っていた。
彼らはごく普通の「いい子」たち......のはずだった。 



23年6、7月に朝刊本紙に掲載した連載を大幅加筆

◆関連URL
毎日新聞出版:https://x.gd/OujqT
神戸新聞オンラインショップ「得ダネ」:https://x.gd/lz8RW
アマゾン:https://x.gd/srmwL


2020年3月、兵庫県神戸市西区の精神科病院「神出病院」の看護師や看護助手ら6人の男が患者への虐待容疑で一斉に逮捕された。看護の道を志して集まった彼らは、なぜ卑劣な犯行に手を染めたのか。閉ざされた病棟ではいったい何が起きていたのか。全国で相次ぐ同様の事件の背景には何があるのか? 地元紙神戸新聞の取材班が事件とその背景に迫る! 新聞連載を大幅加筆。
2023年度「新聞労連ジャーナリズム大賞」優秀賞受賞 


プロローグ 押収したスマホから事件発覚 
第1章 逮捕後も晴れない疑惑 
第2章 虐待を育んだ負の連鎖 
第3章 精神科病院で何が起きているのか 
第4章 “普通の人”が虐待加害者になる時 
第5章 誰も正義の味方にはなれない 

【著者プロフィール】
神戸新聞社報道部取材班
前川茂之
小谷千穂
デスク・安藤文暁
事件発覚時、入社4年目の小谷が単独で取材を続けていたのは、どうしても事件に割り切れない、底気味の悪さを感じていたからだった。それに共感する形で事件キャップだった前川が加わり、遊軍デスクになった安藤が加わって取材班をつくった。私たちは当初「汚れ切った事件」ではないかと疑ったが、真相を追い、関係者に話を聞くうちに、少しずつ思いは変わっていった。


【書籍情報】
書籍:黴の生えた病棟で―ルポ・神出病院虐待事件
著者:神戸新聞取材班
出版社:毎日新聞出版
発売日:2024年6月24日
ISBN:978-4-620-32807-2
仕様:四六判/248ページ
定価:税込み1760円(本体1600円+税)
毎日新聞出版:https://x.gd/OujqT
神戸新聞オンラインショップ「得ダネ」:https://x.gd/lz8RW
アマゾン:https://x.gd/srmwL
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