東京慈恵会医科大学附属第三病院のリニューアル事業
新名称案「(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター」を選定
学校法人慈恵大学(理事長:栗原 敏)は、現在進めている「東京慈恵会医科大学附属第三病院」(東京都狛江市和泉本町4-11-1、病院長:古田 希、以下「第三病院」と記載)のリニューアル事業において、リニューアル後の新病院の名称案を選定しましたので、お知らせいたします。
2026年1月に「(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター」へリニューアル
本学は、第三病院のリニューアル開院を1年後に控え、2024年12月26日に開催された定例理事会で、新たな病院名称案および略称案を以下の通り選定しました。
新名称案:(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター
新略称案:(仮称)慈恵医大西部医療センター
今後、行政当局の承認手続きを経て、2026年1月のリニューアル開院後に名称を変更する予定です。
その間のお知らせ等については、当発表資料も含め上記のように(仮)をつけた表記をさせていただきます。
新名称案の由来
新名称案については、東京の東部にある本院(東京都港区)に対し、西部に向けた本学の医療拠点として位置づけ、所在地の狛江市、調布市はもとより、多摩全域や世田谷区も含めて、本学の掲げる患者さん中心の医療を幅広く届けたいという思いが込められています。
「(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター」の基本理念と4本の柱
基本理念 :「シームレスな医療をもとに地域社会に貢献する、機動性と機能性の高い基幹病院」
4本の柱 : 基本運用計画は4本の柱で構成されています。
■医療機能
地域の基幹病院としての役割を果たすために、5疾病5事業(僻地医療を除く)の医療提供体制を強化させます。具体的な機能強化内容としては、手術部門、救急部門、がん治療、産婦人科(周産期)を充実させます。
■地域貢献
当院と市区、医師会、保健所などと協働して、当院の資源(医療・教育・研究)を活用し、地域社会に貢献する事業を計画しています。
■健康推進事業
疾病の早期発見(二次予防事業)、疾病の発生予防(一次予防事業)、健康推進支援事業にも取り組むことを目的に健康推進センターを開設しており、新病院でも地域の人々のさらなる健康づくりのために、より充実した事業を行っていきます。
■持続可能な事業展開
経営基盤の安定した持続可能な事業を計画・展開します。
建物概要(2025年2月3日現在)
構造 鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造(内部梁鉄骨造)
階数 地上8階、地下1階
今後の予定
2025年9月 新本館竣工
2026年1月 新病院「(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター」開院
2027年7月 外構工事完了
(仮称)東京慈恵会医科大学西部医療センター 外観
① 狛江通り側から

② 慈恵東通り側から

以上
(2025/02/03 16:16)