避妊薬が緑内障リスクにも
避妊薬を3年以上飲み続けている女性は緑内障や、その前段階とも言われる高眼圧症を発症するリスクが高まる、と米カリフォルニア大学のワン・イエ・エレーン医師らが医学誌で報告した。
同医師らは、米国内で行われた国民健康・栄養調査に参加した40歳以上の女性3406人のデータを使い、避妊薬の内服歴と自己報告による緑内障や高眼圧症との関連を調べた。
緑内障か高眼圧症にかかっていると申告したのは231人で、年齢や人種などの偏りを調整して解析した結果、3年以上避妊薬を内服している女性は、そうでない女性に比べて、緑内障や高眼圧症を発症するリスクが1・94倍高かったという。(メディカルトリビューン=時事)
(2016/10/04 14:31)