研究・論文

糖尿病が認知症リスクに

 生活習慣病の2型糖尿病の人は、そうではない人に比べて認知症を発症するリスクが高く、その中でも脳血管性の認知症については男女でリスクに差があった、とオーストラリアの医療関係団体アルフレッドヘルスの研究グループが医学誌で報告した。
 同研究グループは、過去の研究から2型糖尿病と認知症の発症リスクとの関係を調べた14件を抽出。新たに入手できたデータを含め解析し、2型糖尿病と認知症との関係に性差があるかどうかについても調べた。
 同調査への参加者は合計231万330人で、そのうち10万2174人が認知症を発症。そのうち、2型糖尿病の持病があった人は、そうでない人に比べて、認知症を発症するリスクが約60%高かった。
 また、2型糖尿病の持病を持つ認知症患者のうち、アルツハイマー型などは男女間にリスク差はなかったものの、脳梗塞や脳出血などの後遺症で起こる脳血管性認知症の発症リスクに関しては、女性の方が19%高かったという。(メディカルトリビューン=時事)

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