気になるわが子の発音
心配なら言語聴覚士に
▽食事はよくかんで
発音が不明瞭な子どもは、食べ物の好き嫌いが多かったり、軟らかい物ばかり食べたりしているケースが目立つ。武井さんは「発音と食事のときに使う口の器官は同じなので、しっかりかむことが構音器官の発達につながります」と指摘する。
ただし、構音障害の中には発音だけではなく、言葉の発達自体の遅れが潜んでいることもある。「言葉を覚えるのが遅くて、話した言葉が理解できていないと感じる場合は言語聴覚士が在籍している医療機関や地域の療育センター、保健センターなどに早めに相談してほしい」と武井さんらは呼び掛けている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2018/09/12 10:00)