一流に学ぶ 「美と健康」説くスポーツドクター―中村格子氏
(第1回)
3回の転校で適応力磨く
天真らんまん、少女時代
◇将来の仕事、父から三つの提案
「教えるのは好きだから教師がいいとも思ったんですが、対象が子どもに限られるより、もっといろんな人と接する機会がある仕事がいいなと考えて、医師になろうと思いました」
小学校時代は目立つような成績ではなかったが、中学に入り、自分で勉強方法を考えて実行すると、学業面でも頭角を現すようになってきた。
「全部を丸暗記するのではなく、学習指導要領ではここで何を学ぶことを求められているのか、試験の出題をする人は何を聞きたいのか、相手の気持ちになって傾向と対策を立てるようにすると、急に点数が取れるようになりました」
地元の進学校・横浜緑が丘高校に入学すると、早くもスポーツドクターへの道を目指すようになる。(ジャーナリスト・中山あゆみ)
→〔第2回〕友人の入院をきっかけに 横浜市大でスポーツドクター目指す
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(2018/07/12 10:00)