女性アスリート健康支援委員会
連載趣旨と略歴
1992年バルセロナ五輪(スペイン)と96年アトランタ五輪(米国)の女子柔道72キロ級でいずれも銀メダルを獲得した日本大学法学部の田辺陽子教授(スポーツ科学)に、当時の心境や女性アスリートが置かれた状況について話していただきました。聞き手は、スポーツドクターの先駆けとして長年活動され、国立スポーツ科学センター長なども歴任された「一般社団法人女性アスリート健康支援委員会」の川原貴会長です。
田辺陽子(たなべ・ようこ) 日本大学法学部教授。全日本柔道連盟理事。講道館柔道女子7段。東京都立駒場高校では陸上部に所属していたが、同校3年での授業が柔道を始める契機となった。ソウル五輪72キロ級で銅メダル、バルセロナ、アトランタ両五輪同級で銀メダルを獲得。1966年1月28日生まれ、東京都出身。