瀧上隆夫 医師 (たきうえたかお)

チクバ外科・胃腸科・肛門科病院

岡山県倉敷市林2217

  • 大腸肛門科
  • 院長

外科 肛門科

専門

肛門疾患、大腸疾患

瀧上隆夫

まだ、今ほど大腸疾患が増加していなかった30年も前から、苦痛の少ない消化器内視鏡検査を研究・実践してきた瀧上隆夫医師。大腸内視鏡検査の実績は今までに約7万5,000例を超える。「大腸がんの早期発見のためには、肛門から診ること」と提唱する竹馬浩会長と共に、中国四国地域ではトップクラスの4万2千人にのぼる痔の手術をおこなってきた。肛門疾患の中では特に痔瘻手術にこだわりがあり、従来の痔瘻のろう管を大きく開いてオープンカットする手術ではなく、肛門の括約筋をなるべく傷めず、手術後の肛門に大きな変形や瘢痕を残さないのが特徴だ。

診療内容

「日本人の3人に1人は痔の悩みを抱えていると言われていますが、病院に通っていなかったり、何も治療をしていない人を加えると倍くらいの患者数がいるとも言われているのです」そう語る瀧上医師。しかし、デリケートな部分だけについ恥ずかしさが先に立ち、ひどくなるまで病院に行かないケースが目立つのが現状だという。これは大腸疾患についても同じで、受診の機会を遅らせてしまう人も多い。
「今は検査前に沈静・鎮痛剤を使用するので苦痛が少なく、検査も数分で終わります。ぜひ、自己診断するのではなく、専門医のところで安全で確実な検査を受けることを勧めます」(瀧上医師)
肛門疾患・大腸疾患ともに潜在的に不安を抱えている人が多いだけに、瀧上医師のこのような声に耳を傾けたい。そんな瀧上医師が肛門疾患の中で特にこだわりをもってやっているのが痔瘻手術である。痔瘻は細菌によって肛門の周辺が化膿して穴があく病気だが、治すためには手術が必要となる。
我が国で従来行われてきたのは、痔瘻の瘻管を大きく開いてオープンカットする手術だったが、部位によっては肛門括約筋が傷つき、痔瘻が治ったとしてものちのち肛門が引きつれたり、肛門の締まりが悪くなってしまうことがあった。そこで瀧上医師がするのは、肛門の括約筋をなるべく傷つけないようにしながら瘻管を切除する括約筋温存手術である。この方法であれば、手術後の肛門が大きく変形したり、瘢痕が残ったりしないのだ。しかも、急性期に切開してからウミを出すところまでしておき、時間をおいて患者の都合のよい時に根治手術をするというやり方も多く手がけている。これならば、まずつらい症状を第一段階の手術で抑えておき、根治手術は自分の予定に合わせられるため、仕事や生活の予定なども立てやすい。

医師プロフィール

1978年 岡山大医学部 卒業
1978年 チクバ外科・胃腸科・肛門科
1982年 アメリカにて腸内視鏡検査研修。イギリスにて大腸肛門病学研修
2000年 チクバ外科・胃腸科・肛門科病院 院長