栗原浩幸 医師 (くりはらひろゆき)

所沢肛門病院

埼玉県所沢市小手指町1-3-3

  • 大腸肛門科
  • 院長

外科 肛門科

専門

肛門疾患、大腸疾患

栗原浩幸

肛門および大腸疾患を専門に扱う同院に勤務して20年。栗原浩幸医師の肛門疾患手術件数はすでに10,000件、大腸内視鏡検査も40,000件を超える。その豊富な経験から後方複雑痔瘻の病態や手術術式、また痔瘻の新しい分類を提唱したり、大腸内視鏡挿入法の講演を行なうなど、常に研究と精進を怠らない。同院では大腸疾患の増加に対応するために1994年、大腸検査センターを併設。前処置室、更衣室、トイレ、休憩ベッドなどが完備され、最新型電子スコープを用いて診断と治療がおこなわれている。

診療内容

肛門疾患は良性疾患であることが多く、同院を訪れる患者の約8割は、排便指導や内服薬・坐薬を使用した保存的治療で治癒するという。しかし外科的治療をしなければ治らないケースもある。「そういった時、いたずらに治療を長引かせることなく早めに状況を見極め、保存的治療でいくのか外科的治療でいくのか、的確に判断するのが肛門病専門医としての役目だと考えます」そう栗原医師は言う。
外科的治療では、外来で施行する硬化療法やゴム輪結紮法にはじまり、局所麻酔をしておこなう小手術、さらに入院して硬膜外麻酔や腰椎麻酔のもとでおこなう根治手術までいろいろある。たくさんの選択肢の中から、それぞれの患者に最も適した治療計画を立てるのが専門医の腕の見せ所。
「痔核・痔瘻・裂肛は三大肛門疾患といわれますが、痔核ひとつをとっても、どれひとつとして同じ顔つきのものはありません。仮に同じ形の肛門があったとしても、患者さんの年齢や性格が異なっていれば同じ手術にはならないのです。まさにテーラーメイド医療です」(栗原医師)
痔核の手術は外科初心者がおこなう手術とされることが多く「簡単な手術」というイメージが強いが、テーラーメイド医療という考え方をしていくと、とてもデリケートでひとつひとつの症例によって対応はまったく変わってくる。たとえば栗原医師は「将来症状が出そうなところをあらかじめ治しておく」というようなプラスαな治療も症例によってはおこなうのだという。これらを考慮した上で個々の症例に最適な治療計画を立て、それを着実に遂行していくのだ。さらに、手術療法では完全に治癒させるのはもちろんのこと、「肛門の形がきれいであり、肛門の機能も正常に保たれる形成外科的手術」を目指している。そのため、栗原医師の治療を受けた患者の満足度はとても高い。中には排便後、毎日30分もかけて痔を肛門内に納めているような患者がいるそうで、そういう患者が手術を受け治癒すると「人生観が変わった」と感激するのだという。
また、最近は潰瘍性大腸炎、クローン病といった炎症性腸疾患も増加してきている。大腸内視鏡検査が手軽にできる利点を活かして、早期に発見、治療を行っている。潰瘍性大腸炎患者は約300人、クローン病患者は約30人診療しているという。

医師プロフィール

1987年3月 防衛医科大学校卒業
1987年6月 防衛医科大学校病院(第1外科学教室)研修医
1989年8月 自衛隊中央病院(外科)
1991年8月 防衛医科大学校病院(第1外科学教室)専門研修医
1994年8月 所沢肛門病院
2003年4月 所沢肛門病院 副院長
2011年11月 所沢肛門病院 院長