日高久光 医師 (ひだかひさみつ)

日高大腸肛門クリニック

福岡県久留米市東合川1-10-16

  • 肛門科、胃腸科
  • 院長

肛門科 消化器外科 外科

専門

肛門疾患の診断治療、炎症性腸疾患の診断治療、大腸がん手術

日高久光

肛門手術23,000例大腸手術1,550例もの実績を持つ大腸肛門手術の権威。暖かく優しい環境で、少しでも楽に、より完全に、一日でも早く治し、早く日常生活に戻っていただく」を目標にクリニックを設立。「患者さんに優しい医療を、スタッフ一同で提供する」をモットーに、様々な治療法を説明し、患者と一緒に選択する。肛門疾患と関連の深い大腸疾患(排便障害、がん、炎症性腸疾患など)も多くの患者の診断、治療にあたっている。

診療内容

同クリニックでは、痛みが少なく再発のない治療で、大切な肛門の機能を損なわないようにすること、きれいに治すこと、入院や日常生活における制限に伴う負担をできるだけ少なくすることを目指している。患者一人ひとりの症状と病態をしっかりと踏まえた上で、さまざまな治療法の中から最も適していると判断されるものを提案し、決定に際しては患者と十分な相談を行う。
痔核の治療法…痔の三大疾患は、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(じろう、穴痔)。このうち痔核はもっとも頻度が高く、加齢により肛門の組織が弱くなり、さらに排便時のいきみなどにより、血管がイボのように膨らんだ状態で、男女とも最も多く見られる。
保存的治療…同クリニックでは「なるべく切らずに治す」ことを基本方針としている。痔の治療というと即手術と思われがちだが、手術を受けなければならない人は意外に少なく、2割にも満たない。多くの場合、出血や炎症、痛みを抑える薬や便通を良くする薬の使用、生活習慣の改善で症状の軽快、治癒につながる。 
外来処置…病状が進むと薬物療法と手術の中間にあたる外来治療(中間的治療)が検討される。具体的には内痔核をゴムで結紮する方法や従来からある油性の注射剤で痔核を固め出血を止める方法などで、外来で処置が受けられ、すぐに帰宅できるのは患者にとって大きなメリットだ。
手術療法…さらに、痔核が脱出を繰り返し自然には戻らない、または常に肛門の外に出ているという状態になれば手術が必要になる。手術は血管を根元でしばって痔核をタテに切除する方法で、所用時間は15分程度。日帰りも可能だが、2~3日の短期入院や、自宅での安静が不安で1週間程度の入院を希望する場合も、対応してくれる。
新しい注射療法…最近は「ジオン(ALTA)注射」療法により、従来は手術の対象となっていた重い痔核も注射で治療できるようになった。ジオンという新薬を痔核の4箇所に注射することで、痔核に流れ込む血液の量を減らして硬化・縮小させ、粘膜に癒着、固定させるという方法で、傷口が痛んだり、出血したりすることがないので、日帰りまたは1泊の入院で済む。現在、痔核の手術の3人に1人はこの方法で治療を受けているが、注射を行うためには知識と熟練が必要とされ、ジオン療法が実践できるのは講習を受け、認められた医師に限られる。
裂肛の治療…裂肛については、原因となる便秘や下痢の治療と軟膏の注入でほとんど治る。ただし、慢性化し肛門が狭くなっている場合は肛門を広げる処置や手術が必要なケースもある。軽い狭窄は外来で処置できるが、高度の狭窄は肛門を切開し周囲の皮膚で確実に広げる手術が適用され、2~3日の入院が必要となる。
痔瘻の治療…痔瘻は薬だけでは治りにくく、手術が必要となることが多い。「手術しても再発する」、「肛門の締まりが悪くなる」と不安を抱く人もいるが、括約筋を温存する手術を主に行っているので心配は不要だ。また痔瘻では術後に一定の割合(1~5%)で再発が見られ、重症になるほどその確率は高くなるが、豊かな経験と確かな最新技術を持つ専門医が手術に当たるので、肛門の機能を損なうような心配はない。痔は他の疾患と同様に、早期に治療を始めることで負担が軽く、治りが速くなる。実際に同クリニックで痔の治療を受けた患者も「こんなに楽になるなら、もっと早く受診しておけばよかった」と言う人が多い。自己判断したり、「恥ずかしい」「手術が怖い」などと心配したりせずに、気になる症状があるならできるだけ早めに受診したい。

医師プロフィール

1974年4月 久留米大学医学部卒業 同第二外科教室入局
1975年4月 久留米大学第一病理学教室兼務
1981年1月 国立九州ガンセンター研修
1982年4月 久留米大学救命救急センター 外科主任
1984年10月 特定医療法人高野会 高野病院副院長
1987年1月 高野会 日高病院院長
2001年10月 日高病院院長を辞し、日高大腸肛門クリニックを設立 院長就任
2003年 久留米大学客員教授