梅枝覚 医師 (うめがえさとる)

JCHO四日市羽津医療センター

三重県四日市市羽津山町10-8

  • 兼任 大腸肛門病センター
  • 副院長
  • センター長

外科 肛門科 消化器外科

専門

痔核・痔瘻・裂肛・排便障害、大腸がん、潰瘍性大腸炎・クローン病、肝・胆・膵等の消化器外科

梅枝覚

痔核、痔瘻、裂肛手術において1,000例以上の経験を持つ大腸肛門領域のプロフェッショナル。梅枝覚医師がセンター長をつとめる大腸肛門センターには、経験豊かな専門スタッフが集結し、チームで診断・治療にあたる。痔核については日本でできることはすべて同院で治療可能。硬化療法、結紮療法、PPHなど痔核の状態によって最も適した方法を選択し、より痛みが少なく、より根治性が高く、より機能温存可能な治療を行うのが特徴。これにより入院期間も短く、通常の生活を早く取り戻すことができる。

診療内容

江戸時代から続く由緒ある施設を母体に、1947年に社会保険病院の第一号となる「社会保険羽津病院」としてスタートした同院。現在では多くの診療科を抱える総合病院となっているが、特に大腸肛門病に力を入れている。
肛門疾患については痔核、痔瘻、裂肛、直腸脱から、肛門機能障害、便秘症などの排便障害まで幅広く対応しているが、梅枝医師が常に心がけているのが「手術をする場合に患者のQOLをいかに高く保つか」ということだという。「なぜなら、せっかく手術をしても痛みが残ったり、患部がひきつれたり、うまく排便できなかったりしては、そのことが気になり生活の質が落ちてしまうからです」
そこで痔核手術では従来からある結紮切除術以外にも、より痛みの少ない痔核硬化療法(四段階注射療法.ALTA注射)、そして PPH(肛門縫合器を用いた痔核上の直腸粘膜切除、肛門つり上げ固定術)など最新の方法を適応病状に応じて選択できる。そして、最近ではいろいろな術式の利点をいかしたハイブリッド手術を取り入れているのが特徴。
「また痔瘻手術では、根治手術と機能温存をめざしています」(梅枝医師)というように、再発率が1.95%ときわめて低率なのが梅枝医師の技術力の高さを物語っている。これは複雑痔瘻に対しても同じで、できるだけ機能温存ができるよう肛門括約筋障害の少ないシートン療法も取り入れているのだそうだ。
これにより患者は手術を受けても不便な思いをすることなく、快適な排便をすることができるのだ。梅枝医師のモットーでもある「患者の身になり最新最善の医療を提供したい」という思いの結果がそこにはある。
最近は便秘、便失禁、および潰瘍性大腸炎、クローン病といったIBDに対する治療も増加しているようで、ますます幅広い分野でその手腕が求められている。

医師プロフィール

1978年 三重大学医学部 卒業
1984年 三重大学医学部大学院 卒業
1984年 潰瘍性大腸炎の成因、病態に関する研究にて博士号取得
1985年 社会保険 羽津病院 外科医員
1988年 名古屋 野垣病院にて大腸内視鏡の研修
1989年 社会保険中央総合病院 大腸肛門病センターにて研修
1992年 社会保険中央総合病院 大腸肛門病センターにて研修
2000年 四日市社会保険病院 大腸肛門病・IBDセンター長
2008年 三重大学医学部 臨床教授
2010年 副院長 兼任 大腸肛門病センター長
2014年 四日市羽津医療センター 副院長 兼任 大腸肛門病センター長