穿刺液検査
胸腔(くう)や腹腔、関節腔や嚢胞(のうほう)に針を刺し、貯留している液を採取して検査します。がん性胸膜炎やがん性腹膜炎では、胸水や腹水には血液がまじったり、悪性細胞を確認することができます。
細菌性胸膜炎、腹膜炎では膿(のう)性になったり、たんぱく濃度が高くなり、細菌が検出されることがあります。必ず細菌培養と抗菌薬の感受性試験も合わせておこないます。
細菌性胸膜炎、腹膜炎では膿(のう)性になったり、たんぱく濃度が高くなり、細菌が検出されることがあります。必ず細菌培養と抗菌薬の感受性試験も合わせておこないます。
(執筆・監修:国際医療福祉大学医学部 主任教授〔臨床検査医学〕 下澤 達雄)