トラコーマ
クラミジア・トラコマチスの感染によって起こる結膜炎で、クラミジア結膜炎ともいいます。新生児では、生後1~2週間で発症し、めやにや充血がみられ、結膜の表面に偽膜を形成することがあります。成人では、濾胞(ろほう)性結膜炎を起こし、めやに、充血がみられ、慢性化することもあります。
治療はクラミジアに有効な抗菌薬を用います。症状が消えて一時的によくなっても、再発することがあるので、治療を中断せずに続けることが必要です。
【参照】感染症:トラコーマ
治療はクラミジアに有効な抗菌薬を用います。症状が消えて一時的によくなっても、再発することがあるので、治療を中断せずに続けることが必要です。
【参照】感染症:トラコーマ
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)