プランマー・ビンソン症候群〔ぷらんまー・びんそんしょうこうぐん〕
頸(けい)部食道に膜様の狭窄(きょうさく)を生じた状態をいいます。鉄分とビタミン(B1、B2、C)の欠乏により起こるといわれています。
嚥下(えんげ)困難、貧血、口内炎がみられ、がんを併発することがありますので定期的に内視鏡検査をおこないます。治療は内視鏡を用いてバルーンで拡張したり、高周波メスを用いて切開して拡張します。
嚥下(えんげ)困難、貧血、口内炎がみられ、がんを併発することがありますので定期的に内視鏡検査をおこないます。治療は内視鏡を用いてバルーンで拡張したり、高周波メスを用いて切開して拡張します。
(執筆・監修:順天堂大学 名誉教授〔食道胃外科〕 鶴丸 昌彦)