特殊な皮膚の損傷 家庭の医学

 化学物質や電流などによる損傷です。治療の方法は熱傷とほぼ同じです。

■低温熱傷
 通常なら熱傷にならないような低温熱源による熱傷です。電気カーペットや湯たんぽなどの保温器具に長い時間接触すると、すこしずつ皮膚の中に熱エネルギーがたまって、深い熱傷になることがあります。

■化学熱傷
 酸やアルカリなどの化学物質が原因となります。まず、水道水による洗浄を30~60分ほどおこないます。
【参照】皮膚の病気:化学熱傷(薬品によるやけど)

■凍傷
 寒冷による組織の凍結であり、手足の指や耳介(じかい)などでよくみられます。初期治療は40℃の湯で約20分間温めます。
【参照】皮膚の病気:凍傷、応急手当て:凍傷の手当て

■電撃傷(でんげきしょう)
 電流が通電することによって、熱傷に似た組織の損傷を生じます。
【参照】皮膚の病気:電撃傷、応急手当て:電撃傷のとき

(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)
医師を探す

他の病気について調べる