乳幼児の心臓・循環機能の発達 家庭の医学

 乳幼児の脈は、年齢が小さいほど速いのが特徴です。新生児期、乳児期には、1分間に120回前後、幼児期後半には100回前後です。安静時と活動時では大きく違います。
 脈は呼吸にあわせて乱れるように感じられることがあります。乳児で安静時に160回以上や70回以下の場合には、なんらかの問題があるかもしれません。脈拍があきらかに少ない場合(1分間に40回など)はどこかに問題がありますので、受診してください。

(執筆・監修:自治医科大学 名誉教授 桃井 眞里子)
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