【北京時事】中国・北京を訪問した武見敬三厚生労働相が19日、中国衛生当局トップの雷海潮・国家衛生健康委員会主任と会談した。両氏は医療や介護分野での協力推進で一致。日中共通の課題である高齢化対策についても意見交換した。
 会談後の記者会見で武見氏は、新型コロナウイルスのような感染症の大規模流行を念頭に「ワクチンや医薬品開発は、もはや一国だけで完結しない時代。ぜひ中国とも協力したい」と強調した。 (C)時事通信社