医療事故で3歳女児死亡=気管チューブ外れ、心肺停止―岐阜
岐阜県総合医療センター(岐阜市)は27日、入院中の女児(3)が呼吸確保のため喉に挿入していたチューブが外れ、死亡する医療事故があったと発表した。医療事故調査委員会を設置し、詳しい原因究明や再発防止策の検討を進めている。
同センターによると、女児は昨年6月、喉の内部に腫瘍ができたため、気道切開の手術を行いチューブを装着していた。7月下旬に回診した主治医が、チューブが抜けて心肺停止状態の女児を発見。蘇生処置を行って心拍は再開したものの意識は戻らず、8月に亡くなった。
発見の約3時間前に看護師がチューブ内のたんの吸引などを行った際、血中の酸素飽和度低下を知らせるアラームを止めたままにしていたとみられるという。
女児の母親は代理人弁護士を通じ、「公正な調査によって、真実が明らかにされることを願っている」とのコメントを出した。 (C)時事通信社
同センターによると、女児は昨年6月、喉の内部に腫瘍ができたため、気道切開の手術を行いチューブを装着していた。7月下旬に回診した主治医が、チューブが抜けて心肺停止状態の女児を発見。蘇生処置を行って心拍は再開したものの意識は戻らず、8月に亡くなった。
発見の約3時間前に看護師がチューブ内のたんの吸引などを行った際、血中の酸素飽和度低下を知らせるアラームを止めたままにしていたとみられるという。
女児の母親は代理人弁護士を通じ、「公正な調査によって、真実が明らかにされることを願っている」とのコメントを出した。 (C)時事通信社
(2025/02/27 17:21)