【ビジネスワイヤ】米国精密医療企業のCareDxは、AlloSeq・cfDNAによる腎移植片拒絶反応の検出性能についての研究結果を発表した。腎移植患者における拒絶反応は移植片不全の主な原因であり、早期発見と治療が不可欠となっている。欧州の移植センターで580人を対象に実施された大規模研究では、AlloSeq・cfDNAの検出性能が従来のAlloSure検査と同様に高精度であり、一貫性があることを示した。また、拒絶反応と非拒絶反応を有意に区別し、AUCは0.758を記録。早期介入による患者の長期的な予後改善が期待されている。(C)時事通信社