保険料率9.34%、過去最高=25年度予算、8割が赤字―健保連
健康保険組合連合会(健保連)は23日、大企業の従業員と家族が加入する健保組合の2025年度予算の集計結果を公表した。高齢者医療への拠出金増加で、平均保険料率は前年度比0.03ポイント増の9.34%と過去最高を更新した。経常収支は3782億円のマイナスで、全体の約8割に当たる1043組合が赤字を見込む。
集計は回答があった1368組合のデータを基に全1372組合の推計値を算出した。
保険料収入は、パートら短時間労働者への適用拡大や賃上げを背景に、前年度比4.3%増の9兆2685億円となった。一方、75歳以上の後期高齢者医療制度への支援金が2.5%増の2兆3353億円となった影響などで、支出が収入を上回った。 (C)時事通信社
集計は回答があった1368組合のデータを基に全1372組合の推計値を算出した。
保険料収入は、パートら短時間労働者への適用拡大や賃上げを背景に、前年度比4.3%増の9兆2685億円となった。一方、75歳以上の後期高齢者医療制度への支援金が2.5%増の2兆3353億円となった影響などで、支出が収入を上回った。 (C)時事通信社
(2025/04/23 15:45)