FIXERは27日、藤田医科大学を運営する藤田学園(愛知県豊明市)と、入院患者の医療内容などを記録した「退院時サマリー」の作成支援システムを共同開発したと発表した。FIXERの生成AI「GaiXer(ガイザー)」が、電子カルテから退院時サマリーに必要な情報を自動で抽出し、下書きを作成する。藤田医科大学病院ではすでに病院全体で本格活用しており、こうした事例は全国でも初めてという。両社は今後、このシステムを全国の医療機関に展開したい考えだ。(C)時事通信社