【見逃せない!】日本医師会シンポジウム「次世代の災害医療」のアーカイブ動画を特設サイトで公開中!
公益社団法人日本医師会
日本医師会は7月8日より、特設サイトで6月9日に開催した日本医師会シンポジウム「次世代の災害医療」のアーカイブ動画の公開を始めました。
特設サイト
本シンポジウムは災害医療について、従来とは異なり、災害の発生前から作動させるという新しいコンセプトを提案するとともに、未来のまちづくりのあり方、わが国の災害への向き合い方についても、広く国民的な議論を促すきっかけをつくることを目的として開催したものです。
シンポジウムは、日本医師会館とWEBのハイブリッド形式で開催し、三部構成により講演やディスカッションが行われました。
シンポジウムの主旨を説明する山口救急災害医療対策委員会委員長
当日は担当の細川秀一常任理事の開会あいさつに続いて、シンポジウム開催に向けて尽力された山口芳裕委員長(救急災害医療対策委員会)がシンポジウムの主旨を説明されました。
第1部「災害を先取りする」(座長:細川秀一日本医師会常任理事)
10:10-10:35 豪雨・浸水被害を経験して
小森義之(総合青山病院 院長/豊川市医師会副会長)
10:35-11:00 段階的にお知らせする気象庁の危機感
鎌谷紀子(気象庁総務部参事官(気象・地震火山防災))
11:00-11:25 ハザードマップや避難確保計画等について
蘆屋秀幸(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課水防企画室長)
11:25-11:50 水害対策の新たなコンセプト提案
土屋信行(リバーフロント研究所審議役)
小森義之氏(総合青山病院院長/豊川市医師会副会長)
第1部では、令和5年6月の豪雨災害で被災された、愛知県の豊川市医師会の小森副会長より、昨年の豪雨災害について臨場感のあるご報告を頂きました。
また、気象庁の鎌谷氏や国土交通省の蘆屋氏からは、各省庁が発信されているキキクル(気象庁)やハザードマップ(国土交通省)等の情報と、その活用の仕方についてお示しを頂きました。
更に、リバーフロント研究所の土屋氏からは、専門家の観点から各種の対応事例に踏まえながら、実際的なご提言を頂きました。
会長挨拶
挨拶する松本日本医師会長
挨拶した松本吉郎日本医師会会長は、「今回のシンポジウムには医療以外の専門家、企業の方にも多数ご参画を頂いているが、他領域の知見やアドバイスを得ることで、医師会の災害医療の視野を広げ、それを各分野に共通の目的である防災・減災につなげていきたい」と述べました。
第2部「医療の安全を包含した未来のまちづくり」(座長:加藤孝明東京大学生産技術研究所教授)
12:55-13:20 「洪水を災害にさせない社会」への挑戦
芳村圭(東京大学生産技術研究所教授)
13:20-13:45 激甚化・増加する自然災害ー医療機関に求められる事前の備え
関山健(京都大学大学院総合生存学館教授)
13:45-14:30 気候変動への都市の適応
加藤孝明(東京大学生産技術研究所教授)
14:30-14:55 ディスカッション
ディスカッションの模様(左から加藤教授、芳村教授、関山教授)
第2部では、気象学、国際政治経済学、都市計画をバックグラウンドとされる3人の専門家の先生方から、ご講演を頂いた後、ディスカッションが行われました。その中では現在の気象災害について、気象そのものや地球規模での広い視点から状況を俯瞰するとともに、地域でどう備えていくかという具体的なアプローチについてもお話し頂きました。
第3部「命をまもる社会の仕組みづくり」(座長:蛭間芳樹日本政策投資銀行)
15:00-15:05 オープニングVTR
田村祥宏(株式会社イグジットフィルム 代表取締役)
15:05-15:20 基調講演「命を守る社会の仕組みづくり -個の確立とイノベーション」
蛭間芳樹(日本政策投資銀行)
15:20-15:35 空の移動革命への挑戦 ~日本発 空飛ぶクルマと物流ドローンの開発~
村井宏行(Sky Drive CSO(最高戦略責任者))
15:35-15:50 水問題を構造からとらえ、解決に挑む。
前田瑶介(WOTA 代表取締役 兼 CEO)
15:50-16:05 遠隔医療とAIによるイノベーション
高木俊介(CROSS SYNC 代表取締役 医師)
16:05-16:20 防災と「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界」
河野剛進(バカン 代表取締役)
16:20-16:35 国境なき空間
武永賢(中井駅前クリニック 院長)
16:35-17:00 ディスカッション
第3部ではまず、今回のシンポジウムに向けて、多くの有識者にインタビューを受けて頂き制作した5分ほどのアジェンダムービーの放映を行いました。
ディスカッションの模様(一番右が基調講演・座長の蛭間氏、左から村井様から登壇順に着席)。
その後、第3部では平時から、災害時に発生する社会課題の解決に挑戦する6人のトップランナーの方々にご登壇頂き、ディスカッションを通じて、それぞれの取り組む社会課題についてお話し頂いた他、課題ややりがい、医療や視聴されている皆様へのメッセージを語って頂きました。
日本医師会では、国民の皆様の安全・安心に資することができる新しい技術について、積極的に活用し、その普及にもご協力をさせて頂きたいと考えています。
総括
総括を行う茂松日本医師会副会長
茂松茂人日本医師会副会長からシンポジウム全体の総括がなされ、閉会となりました。
当日のアンケートでも、医療者以外の方が多くご登壇されたシンポジウムに対して「非常に画期的だ」といったお声や、「長時間の講演でしたが、あっという間でした」「非常に多くの情報と情熱を頂きました」といった意見を頂くなど、大変ご好評を頂きました。
見逃された方はぜひ、今回のアーカイブ動画をご視聴頂きますとともに、アンケートにもご協力頂ければ幸いです。
問い合わせ先:日本医師会地域医療課、広報課 ☏03-3946-2121(代)
公益社団法人 日本医師会
日本医師会は、47都道府県医師会の会員をもって組織する学術専門団体です。
「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進すること」を目的に、
医師の生涯研修に関する事項、地域医療の推進発展に関する事項、保険医療の充実に関する事項など、
さまざまな活動・提言を行っています。
所在地▷ 東京都文京区本駒込2-28-16
公式ホームページ▷ https://www.med.or.jp
ニュースポータルサイト「日医on-line」▷ https://www.med.or.jp/nichiionline/
YouTube▷ https://www.youtube.com/channel/UCrZ632iTbtYlZ5S2CtGh6rA
LINE公式アカウント▷ https://page.line.me/324vigsd?openQrModal=true
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日本医師会は7月8日より、特設サイトで6月9日に開催した日本医師会シンポジウム「次世代の災害医療」のアーカイブ動画の公開を始めました。
特設サイト
本シンポジウムは災害医療について、従来とは異なり、災害の発生前から作動させるという新しいコンセプトを提案するとともに、未来のまちづくりのあり方、わが国の災害への向き合い方についても、広く国民的な議論を促すきっかけをつくることを目的として開催したものです。
シンポジウムは、日本医師会館とWEBのハイブリッド形式で開催し、三部構成により講演やディスカッションが行われました。
シンポジウムの主旨を説明する山口救急災害医療対策委員会委員長
当日は担当の細川秀一常任理事の開会あいさつに続いて、シンポジウム開催に向けて尽力された山口芳裕委員長(救急災害医療対策委員会)がシンポジウムの主旨を説明されました。
第1部「災害を先取りする」(座長:細川秀一日本医師会常任理事)
10:10-10:35 豪雨・浸水被害を経験して
小森義之(総合青山病院 院長/豊川市医師会副会長)
10:35-11:00 段階的にお知らせする気象庁の危機感
鎌谷紀子(気象庁総務部参事官(気象・地震火山防災))
11:00-11:25 ハザードマップや避難確保計画等について
蘆屋秀幸(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課水防企画室長)
11:25-11:50 水害対策の新たなコンセプト提案
土屋信行(リバーフロント研究所審議役)
小森義之氏(総合青山病院院長/豊川市医師会副会長)
第1部では、令和5年6月の豪雨災害で被災された、愛知県の豊川市医師会の小森副会長より、昨年の豪雨災害について臨場感のあるご報告を頂きました。
また、気象庁の鎌谷氏や国土交通省の蘆屋氏からは、各省庁が発信されているキキクル(気象庁)やハザードマップ(国土交通省)等の情報と、その活用の仕方についてお示しを頂きました。
更に、リバーフロント研究所の土屋氏からは、専門家の観点から各種の対応事例に踏まえながら、実際的なご提言を頂きました。
会長挨拶
挨拶する松本日本医師会長
挨拶した松本吉郎日本医師会会長は、「今回のシンポジウムには医療以外の専門家、企業の方にも多数ご参画を頂いているが、他領域の知見やアドバイスを得ることで、医師会の災害医療の視野を広げ、それを各分野に共通の目的である防災・減災につなげていきたい」と述べました。
第2部「医療の安全を包含した未来のまちづくり」(座長:加藤孝明東京大学生産技術研究所教授)
12:55-13:20 「洪水を災害にさせない社会」への挑戦
芳村圭(東京大学生産技術研究所教授)
13:20-13:45 激甚化・増加する自然災害ー医療機関に求められる事前の備え
関山健(京都大学大学院総合生存学館教授)
13:45-14:30 気候変動への都市の適応
加藤孝明(東京大学生産技術研究所教授)
14:30-14:55 ディスカッション
ディスカッションの模様(左から加藤教授、芳村教授、関山教授)
第2部では、気象学、国際政治経済学、都市計画をバックグラウンドとされる3人の専門家の先生方から、ご講演を頂いた後、ディスカッションが行われました。その中では現在の気象災害について、気象そのものや地球規模での広い視点から状況を俯瞰するとともに、地域でどう備えていくかという具体的なアプローチについてもお話し頂きました。
第3部「命をまもる社会の仕組みづくり」(座長:蛭間芳樹日本政策投資銀行)
15:00-15:05 オープニングVTR
田村祥宏(株式会社イグジットフィルム 代表取締役)
15:05-15:20 基調講演「命を守る社会の仕組みづくり -個の確立とイノベーション」
蛭間芳樹(日本政策投資銀行)
15:20-15:35 空の移動革命への挑戦 ~日本発 空飛ぶクルマと物流ドローンの開発~
村井宏行(Sky Drive CSO(最高戦略責任者))
15:35-15:50 水問題を構造からとらえ、解決に挑む。
前田瑶介(WOTA 代表取締役 兼 CEO)
15:50-16:05 遠隔医療とAIによるイノベーション
高木俊介(CROSS SYNC 代表取締役 医師)
16:05-16:20 防災と「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界」
河野剛進(バカン 代表取締役)
16:20-16:35 国境なき空間
武永賢(中井駅前クリニック 院長)
16:35-17:00 ディスカッション
第3部ではまず、今回のシンポジウムに向けて、多くの有識者にインタビューを受けて頂き制作した5分ほどのアジェンダムービーの放映を行いました。
ディスカッションの模様(一番右が基調講演・座長の蛭間氏、左から村井様から登壇順に着席)。
その後、第3部では平時から、災害時に発生する社会課題の解決に挑戦する6人のトップランナーの方々にご登壇頂き、ディスカッションを通じて、それぞれの取り組む社会課題についてお話し頂いた他、課題ややりがい、医療や視聴されている皆様へのメッセージを語って頂きました。
日本医師会では、国民の皆様の安全・安心に資することができる新しい技術について、積極的に活用し、その普及にもご協力をさせて頂きたいと考えています。
総括
総括を行う茂松日本医師会副会長
茂松茂人日本医師会副会長からシンポジウム全体の総括がなされ、閉会となりました。
当日のアンケートでも、医療者以外の方が多くご登壇されたシンポジウムに対して「非常に画期的だ」といったお声や、「長時間の講演でしたが、あっという間でした」「非常に多くの情報と情熱を頂きました」といった意見を頂くなど、大変ご好評を頂きました。
見逃された方はぜひ、今回のアーカイブ動画をご視聴頂きますとともに、アンケートにもご協力頂ければ幸いです。
問い合わせ先:日本医師会地域医療課、広報課 ☏03-3946-2121(代)
公益社団法人 日本医師会
日本医師会は、47都道府県医師会の会員をもって組織する学術専門団体です。
「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進すること」を目的に、
医師の生涯研修に関する事項、地域医療の推進発展に関する事項、保険医療の充実に関する事項など、
さまざまな活動・提言を行っています。
所在地▷ 東京都文京区本駒込2-28-16
公式ホームページ▷ https://www.med.or.jp
ニュースポータルサイト「日医on-line」▷ https://www.med.or.jp/nichiionline/
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(2024/07/10 15:00)
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