流通 医療・医薬・福祉

ソワニエール株式会社との業務提携について

アルフレッサ ホールディングス株式会社
~「ドラッグ・ラグ/ロス」の解消へ向けて海外新興バイオ医薬品企業等の日本上市を支援するプラットフォームを構築~

 当社は、「ドラッグ・ラグ/ロス※1」の解消へ向けて、ヘルスケア関連のコンサルティング業務を行うソワニエール株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役:山邊博、以下「ソワニエール」といいます)との間で、海外の新興バイオ医薬品企業等に対して国内未開発・未承認薬の日本上市を支援するプラットフォームの構築を目的とした業務提携を行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                      記

1.背景と目的
 近年、「ドラッグ・ラグ/ロス」が医薬品アクセスの課題となっており、その背景の一つとして、主に海外の新興バイオ医薬品企業が日本市場での開発や申請を行わないケースが増えていることが挙げられます。 
 当社グループは、2032年度までの成長戦略「アルフレッサグループ中長期ビジョン※2」と、その目標達成に向けた第2ステージと位置付けた「25-27 中期経営計画 Vision2032 Stage2~総合力で未来を切り拓く~※3」において、トータルサプライチェーンサービス(以下、「TSCS※4」といいます)の進化拡大を掲げ、成長が期待されるモダリティ※5に対し、開発、製造、流通、およびPMS※6・ラストワンマイルまでをグループとして一元対応できるよう機能の充実を図っております。
 2023年2月に設立されたソワニエールは、豊富な業界経験と専門知識を有する医療業界出身のメンバーがスタッフおよびアドバイザーとして在籍しており、日本の医薬品開発において実践的なコンサルティングを提供しています。
 今回の契約締結により、当社グループのTSCSにおける開発機能とソワニエールのコンサルティングを組み合わせ、海外の新興バイオ医薬品企業等に対して日本における医薬品の開発をトータルにサポートするプラットフォームの構築を進めます。また、上市後においても、TSCSによる製造、流通、PMS・ラストワンマイルを提供することで、開発段階から一気通貫のサポートを行う予定です。当社グループとソワニエールは、今回の提携により「ドラッグ・ラグ/ロス」の解消に貢献してまいります。


※1 ドラッグ・ラグ/ロス:海外で承認・使用されている医薬品が日本で使えるようになるまでの遅れや、日本に導入されず使用できない状況を指します。


※2 ご参考:2023年5月15日発表「『アルフレッサグループ中長期ビジョン』策定のお知らせ」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/tdnet/2281689/00.pdf


※3 ご参考:2025年5月15日発表「『25-27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~』
       策定のお知らせ」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/ir_material15/250636/00.pdf


※4 TSCS:アルフレッサグループ全体で保有する様々な機能を有機的に一体活用することで、シームレスなサプライチェー
ンを確立し、医薬品等の導入・開発、製造から、物流・販売、市販後調査までをグループ一体となって提供する
ことを指しています。


※5 モダリティ:医薬品や治療技術の新たな形態・手法を指します。


※6 PMS:(Post Marketing Surveillance)医薬品や医療機器が販売された後に行われる品質、有効性および安全性の
確保を図るための調査

2.相手先(ソワニエール)の会社概要



3.日程
 業務提携契約締結日:2025年6月2日

4.今後の見通し
 本件による業績へ与える影響は、軽微であると見込んでおりますが、中長期的には当社グループの企業価値向上に資するものと考えております。今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
                                           以 上
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