治療・予防

強いかゆみ伴う結節性痒疹=虫刺され跡をかくと悪化も

 大豆ほどの大きさの硬いしこりが、激しいかゆみを伴って出続ける結節性痒疹(ようしん)。数年間続くケースもまれではないという。「かくと、ますます悪化します。早い段階での適切な処置が非常に大事です」と、わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市)の野崎誠院長は話す。

 ◇発端は虫刺され

 結節性痒疹は、肌をかくことでかゆみを伝える神経が刺激されて、さらに強いかゆみを覚え、かき続けるうちに硬く盛り上がると考えられている。「原因はまだはっきりしていませんが、体質が関係すると考えられています」と野崎院長。

 きっかけとして多いのは虫刺されで、中でもブヨに刺されたことから発症する人が多いようだ。子どもに多いものの、幼児から大学生まで幅広く見られるという。

 すねや肘から先の部分に出ることが多いが、刺された所をかいている間に周囲の皮膚が刺激され、刺されていない所にも痒疹ができ、腕や脚全体から臀部(でんぶ)、腹部にまで広がるケースもある。

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