研究・論文

肥満や糖尿病、妊婦は注意を

 肥満や糖尿病の妊婦から生まれる新生児は育ち過ぎて巨大児になることがあるが、胎児のサイズは妊娠6カ月の時点で既に大きくなっている、と英ケンブリッジ大学ゴードン・スミス教授らの研究グループが医学誌オンライン版に発表した。
 研究は初産の妊婦約4000人を調査。対象者のうち約4%が妊娠28週以降に妊娠糖尿病と診断されていた。胎児のサイズを超音波検査で調べると、肥満の妊婦では妊娠初期から胎児が急速に成長し、妊娠20週までに胎児の腹囲が正常値を大幅に超える確率が普通体重の妊婦に比べて63%高かった。
 また、糖尿病の妊婦は健康な妊婦に比べて妊娠28週までに胎児が過剰に成長する確率が約2倍だった。肥満と糖尿病を合併している場合は、その確率が5倍まで増加した。同教授らは肥満や糖尿病の妊婦は初期の段階から特に食生活に配慮し、妊娠中も活動的に過ごすべきだと結論付けている。(メディカルトリビューン=時事)

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