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アトピーカフェで患者と交流

アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質の人や皮膚のバリアー機能が先天的に弱い人に多く見られる皮膚の炎症だ。子供の病気で大人になったら治るというイメージが強いが、最近は、大人になっても治らない人や大人になってから再発する「大人のアトピー」が増えている。大人の場合、生活環境や食事、生活習慣やストレスなど、複数の要因が複雑に絡み合っているため治りにくい。

東京都中央区にある「ひふのクリニック人形町」の上出良一院長がアトピー患者との交流の場である「アトピーカフェ」を開催しているというので、のぞいてみた。アトピーカフェは毎月1回、日曜日の休診日に待合室で行われる。以前は上出院長の勤務先だった慈恵医大皮膚科と毎月交互に開催していたが、2016年からはひふのクリニックで毎回開催されている。診療中にはゆっくり時間が取れないため、ゆったりとした気持ちで話ができる時間をつくりたかったという。

カフェでは、院長がアトピー治療の最新情報を伝え、患者の質問に丁寧に答えていく。アトピーの専門医と近い距離で、じっくり話し合える貴重な時間だ。通常の診療時間とは違って、患者同士の情報交換も気軽にできるので、生の体験談も参考になる。実際のカフェ風にコーディネートされたおしゃれな院内は居心地も良い。

取材した当日は、獣医で皮膚科専門医が飛び入り参加していた。何と犬も人間と同じような原因でアトピーになるという。しかし、猫はならないようだ。飼い主に気を使う犬はストレスがたまるのだろうか。

カフェには途中から参加してもよいし、退席も可能だ。参加費は無料。同クリニック以外の患者やアトピー性皮膚炎に興味のある人も参加できる。小さなお子さん連れでもOK。

アトピーカフェ 

●ひふのクリニック人形町 

東京都中央区日本橋人形町2―2―3 アライヴ人形町3F TEL03―6661―1276

(記事はソーシャライズ社提供)

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