新宅治夫 医師 (しんたくはるお)

大阪市立大学医学部附属病院

大阪府大阪市阿倍野区旭町1-5-7

  • 小児科・新生児科
  • 教授

小児科 神経内科 内科

専門

先天代謝異常症、小児神経疾患、アレルギー疾患、新生児

新宅治夫

新宅治夫医師が牽引する大阪市立大学医学部附属病院小児科は小児神経・発達・代謝等11の専門外来を設置。他の機関とも密な連携を図りながら最先端の医療を提供している。日本先天性代謝異常症学会の理事である新宅医師の代謝グループではアミノ酸代謝異常症、プテリジン代謝異常症、糖原病、ムコ多糖症、有機酸代謝異常症等に広く対応。フェニルケトン尿症・ビオプテリン代謝異常症・ムコ多糖症では日本有数の患者数を診療し国内での指導的な役割を果たしている。疾患や予防についての知識の発信や小児医療提供体制の整備にも尽力している。

診療内容

新宅医師が牽引する同院小児科は、小児神経、発達、代謝、内分泌、糖尿病、血液・腫瘍、循環器、腎、アレルギー、新生児、消化器、遺伝カウンセリングの各専門外来をもうけ、合わせて、地域の医療機関と連携もはかりながら、様々な疾患に細やかに対応。安全かつ最先端の医療を提供している。先天性代謝異常のスペシャリストである新宅医師の“代謝グループ”では、アミノ酸代謝異常症、プテリジン代謝異常症、糖原病、ムコ多糖症、有機酸代謝異常症など広い分野の先天性代謝異常症の診療を行い、フェニルケトン尿症・ビオプテリン代謝異常症・ムコ多糖症では日本有数の患者数を診療し、診断と治療において指導的な役割を果たしている。検査・診断では、酵素診断・遺伝子解析・ビオプテリン分析・アミノ酸分析・有機酸分析・ムコ多糖分析などの特殊診断・検査を施行し、小児神経伝達物質病・瀬川病などの難治性疾患や希少疾患の診断を行っている。治療においては、PKUや糖原病の食事療法やムコ多糖症などの酵素補充療法、ビオプテリン補充療法の他、PKUやメンケス病の新しい薬物治療などを行っている。
新宅医師は診療のみならず、市民に治療や予防について知識を深めてもらうための市民医学講座を通じた教育にも携わる。また、フェニルケトン尿症(PKU)親の会・ムコ多糖症(MPS)親の会、小児神経伝達物質病(PND)家族会と協力して社会への啓蒙活動などを行ったり、大阪市と協力してアレルギー予防教室やぜん息教室を開いたりして各疾患の予防や治療について訴え、様々なアプローチからの貢献を果たしている。
さらに、大阪府医師会の予防接種委員会・大阪小児科医会の顧問などとともに小児医療提供体制の整備にも尽力。小児科の救急医療整備を含めた「命を守る」システムの確立を見据え、活動を続けている。

医師プロフィール

1978年 大阪市立大学医学部 卒業
1982年 大阪市立大学大学院 博士課程修了
1985・1986年 チューリッヒ大学医学部小児科リサーチフェロー
1988年 大阪市立大学医学部小児科学 助手
1994年 大阪市立大学医学部小児科学 講師
1999年 大阪市立大学医学部小児科学 助教授 同附属病院小児科副部長
2001年 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学分野 准教授
2010年 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学分野 教授
2010年 大阪市立大学医学部附属病院小児科部長