紫斑病性腎炎〔しはんびょうせいじんえん〕

 アレルギー性紫斑病発病後1~2カ月以内に、患者の約半数に発症する腎炎です。血液中のIgAが高いことや腎組織がIgA腎症と同様で、IgAの関与する免疫複合体による腎炎と考えられます。
 血尿とたんぱく尿が出現しますが、自覚症状はありません。大部分は自然に治り、長期的に慢性腎臓病となるのは1~3%です。検査で腎機能がわるい場合や高度のたんぱく尿がある場合などは、腎生検が必要です。
 治療は、重症な場合には、ステロイド、免疫抑制薬、抗凝固・抗血小板薬(血液を固まりにくくする薬)などを組み合わせて使いますが、腎不全になっていく場合もあります。
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