先天性サイトメガロウイルス感染症〔せんてんせいさいとめがろういるすかんせんしょう〕 家庭の医学

 胎内でサイトメガロウイルスに感染し発症します。胎児死亡から無症状まで、重症度、症状はさまざまです。難聴がもっとも多く、難聴のみのことも多いですが、脳の形成異常や、網脈絡膜炎、肝障害、血小板減少などを起こすこともあります。新生児の難聴スクリーニングで見つかることもあります。早期の抗ウイルス薬治療で進行を抑えられる可能性があります。
 小児慢性特定疾患に指定されています。