びまん性レビー小体病(DLBD)〔びまんせいれびーしょうたいびょう(DLBD)〕 家庭の医学

 びまん性レビー小体病(DLBD:diffuse Lewy body disease)は50~80歳(平均72歳)に発病し、男女比は2対1です。MIBGシンチグラフィは陽性で、症状は認知症、精神症状(妄想など)、パーキンソニズムです。特に固縮と無動症が主体で、振戦はまれです。抗認知症薬は効果がなく、むしろ精神症状を悪化させます。

(執筆・監修:一口坂クリニック 作田 学)