脂腺母斑〔しせんぼはん〕 家庭の医学

 乳白色または黄褐色の、表面がザラザラした病変です。頭部や顔面にみられることが多く、汗腺などの皮膚付属器が増殖したものです。


【治療】
 思春期ころから増大し、まれに悪性腫瘍へ変化することもあるため、思春期前に手術による切除が適切です。

(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)
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