【ビジネスワイヤ】人工知能(AI)を使った創薬を手がける米アキュター・バイオテクノロジーは、ER陽性・HER2陰性の局所進行性または転移性乳がん患者を対象としたAC699単剤療法の第1相試験データを発表した。同試験は、AC699の安全性および忍容性を評価することが目的として行われたもの。客観的奏効率は21%で、ESR1変異を有する患者では50%に増加し、フルベストラントや新規SERDと比較して、その安全性と有効性が確認された。この試験データは、今月1日にイリノイ州シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で公開された。(C)時事通信社