小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを巡る健康被害問題で、厚生労働省は2日、入院者数(先月30日時点)は延べ492人と発表した。うち腎疾患の患者は291人。同省はこれまで、腎臓に異常がみられる事例のみ公表していたが、今回からそれ以外の症状も含めた。
 同省によると、医療機関の受診者数(同日時点)は延べ2221人で、うち腎疾患がある人は1660人。遺族からの死亡相談は175人で変わらない。 (C)時事通信社