厚生労働省は26日、医療や介護産業の成長に向けた戦略「国際保健ビジョン」を取りまとめた。海外の需要を取り込み、日本の保健医療のノウハウや医療技術を外国に広げていくことを盛り込んだ。
 同ビジョンでは、世界保健機関(WHO)や世界銀行と連携し、低中所得国の保健省や財務省の政策立案者らを育成する「UHCナレッジハブ」を来年、日本に設置。保健財政などに関する研修を行うとしている。 (C)時事通信社