臨床｜最新医療ニュース

「歯生え薬」の治験開始へ＝３０年の実用化目指す―北野病院など

　生まれつき歯が少ない先天性無歯症の患者を治療する「歯生え薬」の開発に向けた臨床試験（治験）を北野病院（大阪市）と京都大付属病院（京都市）などの研究グループが９月から開始する。まず、奥歯を失った健康な…

英、エーザイの認知症新薬を承認＝公的負担適用は見送りへ

　【ロンドン時事】英医薬品・医療製品規制庁（ＭＨＲＡ）は２２日、日本の製薬大手エーザイなどが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を承認したと発表した。欧州での承認は初めて。ただ、薬の効果に比べ…

瘢痕治療薬の臨床試験結果を発表＝韓国イノボ・セラピューティクス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】韓国のバイオテクノロジー企業イノボ・セラピューティクスは、臨床試験薬「ＩＮＶ―００１」の瘢痕治療における有効性を実証する第２相臨床試験の結果を発表した。ソウルのセブランス病院を含む…

バイエア・メディカルの人工呼吸器事業を競売で落札＝米ゾール〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】旭化成グループに属する救命救急医療機器メーカーの米ゾールは、呼吸器医療の米バイエア・メディカルの人工呼吸器事業を競売で落札したと発表した。バイエアは米連邦破産法第１１条の適用を申請…

期限切れの血液、有効活用を＝「人工赤血球」治験開始へ―災害時の活用に期待・奈良県立医大

　献血で集めた血液のうち、有効期限が切れ、廃棄する予定のものを使って製造された「人工赤血球」の臨床試験（治験）が奈良県立医科大（同県橿原市）で２０２５年春から始まる。災害時や離島などの遠隔地での活用に…

２０２４年第２四半期決算と事業の最新情報を発表＝ベイジーン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】中国のがん治療薬開発企業ベイジーンは、２０２４年第２四半期の業績と事業ハイライトを発表した。総売上高は前年同期比５６％増の９億２９００万ドル、ＢＲＵＫＩＮＳＡのグローバル売上高は、…

ニチブライトについて有望な臨床結果を報告＝ジーエヌコーポレーション〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】医療技術の研究開発を行うジーエヌコーポレーションは、ニチブライトβグルカンの投与により、膵臓（すいぞう）の悪性腫瘍の外科的切除を受けた患者の免疫力が向上し、膵臓がんおよびその再発の…

タケダと免疫・腫瘍領域での共同研究を実施＝米ボストンジーン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】米バイオベンチャー企業のボストンジーン（ＢｏｓｔｏｎＧｅｎｅ）は、タケダと免疫・腫瘍領域に特化した共同研究を実施することを発表した。タケダはボストンジーンの人工知能（ＡＩ）を活用し…

がん治療法開発でノバルティスと戦略的提携＝米ドレン・バイオ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】非上場の臨床段階にあるバイオ医薬品企業の米ドレン・バイオは、スイスの医薬品大手ノバルティスファーマと、戦略的提携契約を結んだと発表した。この提携は、ドレン・バイオが開発した「標的骨…

エーザイの米国子会社がデータ管理技術を採用＝メディデータ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】ダッソー・システムズ傘下で臨床試験ソリューションを提供する米メディデータは、人工知能（ＡＩ）を活用した同社のソリューション「Ｃｌｉｎｉｃａｌ・Ｄａｔａ・Ｓｔｕｄｉｏ」が、エーザイの…

未承認薬、臨床試験を促進＝「ドラッグ・ロス」解消へ工程表―政府

　海外で使われている薬が日本で実用化されていない「ドラッグ・ロス」の問題を解消するため、政府は３０日、首相官邸で開いた産学官の関係者を集めた「創薬エコシステムサミット」で、今後の政策目標と工程表を示し…

新型コロナ治療の免疫細胞作製＝３年後に治験開始へ―京大など

　新型コロナウイルスに感染した細胞を検知して攻撃する免疫細胞「キラーＴ細胞」をヒトの胚性幹細胞（ＥＳ細胞）から世界で初めて作製したと、京都大や藤田医科大（愛知県豊明市）などの研究チームが３０日、発表し…

米ニュージャージー州に製造・研究開発施設を開設＝中国ベイジーン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】がん治療薬を開発する中国のベイジーンは、米ニュージャージー州ホープウェルのプリンストン・ウエスト・イノベーション・キャンパスに、生物製剤製造および臨床研究開発の主力施設を開設したこ…

認知症新薬、承認に否定的見解＝エーザイ「レカネマブ」の副作用懸念―ＥＵ

　【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）の欧州医薬品庁（ＥＭＡ）は２６日、日本の製薬大手エーザイと米医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、医薬品を評価する委員…

被災地学校、続く心のケア＝「眠れない」「思い出してつらい」―識者「支援継続を」・能登地震

　能登半島地震で被災した奥能登地域の小・中学校にはスクールカウンセラーが派遣され、児童生徒や教職員のメンタルケアが続く。これまで延べ１６０人超が現地入りし、「眠れない」「当時を思い出してつらい」など心…

バイオサイトジェンとマルチターゲット抗体契約を締結＝ソティオ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】ＰＰＦグループの臨床段階向けバイオ医薬品会社であるチェコのソティオ・バイオテックと、新規抗体医薬品を開発するバイオテクノロジー会社である中国バイオサイトジェンは、研究協力、独占オプ…

「真の右派」「権力握ると危険」＝極右野党巡り賛否―仏総選挙

　【パリ時事】フランス国民議会（下院）選挙の決選投票が行われた７日、各地の投票所に有権者が続々と詰め掛けた。躍進が見込まれる極右野党・国民連合（ＲＮ）について、パリ市内では「真の右派だ」「権力を握ると…

未承認薬、国が情報整理へ＝「ドラッグ・ロス」改善目指す―厚労省

　海外で使われている薬が日本で実用化されていない「ドラッグ・ロス」の問題を改善するため、厚生労働省が国内未承認の医薬品の情報を独自に整理し、製薬企業に日本での臨床試験（治験）を求める取り組みを近く始め…

新臨床検査サービスを発表＝米ＱＰＳ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】医薬品開発業務受託機関（ＣＲＯ）のＱＰＳは、臨床試験および細胞治療開発のための新しい臨床検査サービスを発表した。同サービスは、米ミズーリ州スプリングフィールドの拡張された臨床試験ユ…

ヘモヒムの二重機能性で国際競争力を強化＝韓国コルマーＢＮＨ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】韓国の健康機能性食品オリジナル開発製造（ＯＤＭ）企業であるコルマーＢＮＨは、健康サプリメントである「ヘモヒム」の追加機能性の認証を、韓国の国家行政機関である食品医薬品安全庁から取得…

グローバル臨床研究事業部の新幹部を発表＝米ＱＰＳ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】医薬品開発業務受託機関（ＣＲＯ）の米大手ＱＰＳは、臨床研究事業部の新幹部を発表した。エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼臨床研究事業部グローバルヘッドには、デレク・グライムズ氏が…

ＨＹＱＶＩＡの安全性と有効性を評価する試験結果を発表＝武田薬品〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、慢性炎症性脱髄性多発神経炎（ＣＩＤＰ）患者を対象としたＨＹＱＶＩＡの安全性と有効性を評価する第３相ＡＤＶＡＮＣＥ―ＣＩＤＰ３臨床試験の長期延長試験データを発表した。…

ＡＩを活用した臨床試験ソリューションを発表＝米メディデータ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】ダッソー・システムズの傘下企業で臨床試験ソリューションを提供する米メディデータは、臨床研究データの真価を引き出す統合化されたエクスペリエンスを提供する「Ｃｌｉｎｉｃａｌ・Ｄａｔａ・…

ＥＩＢイノベーション最優秀賞を受賞＝仏ＲｅｇｅｎＬａｂ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】細胞および組織工学医療機器の研究、開発、製造を専門とする仏バイオテクノロジー企業ＲｅｇｅｎＬａｂは、欧州投資銀行（ＥＩＢ）より「イノベーション最優秀賞」を受賞したことを発表した。こ…

ｉＰＳ血小板装置を大型化＝商用化に期待―京都大など

　人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を使った血小板の大量製造に取り組んでいる京都大ｉＰＳ細胞研究所などの研究グループが、従来の５倍超の製造能力を持つ新たな培養装置を設計したと発表した。献血に依存している血…

中学生の肥満増加＝コロナ禍、視力にも影響か―２０～２２年度調査・成育医療研

　中学生の肥満割合が２０２０～２２年度に上昇していたことが、国立成育医療研究センター（東京都世田谷区）の調査で１７日までに分かった。裸眼視力の低下傾向もうかがえた。新型コロナウイルス感染拡大による屋外…

拡大中の臨床研究プログラムで最新結果を公表＝ＡＯＰヘルス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】希少疾患と救命救急診療の統合治療を手がけるオーストリアのＡＯＰオーファン・ファーマシューティカルズ（ＡＯＰヘルス）は、ＰＲＯＵＤ－ＰＶおよびＣＯＮＴＩＮＵＡＴＩＯＮ－ＰＶ試験の最新…

アムコとの専属販売契約を締結＝米ボディ・ビジョン・メディカル〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】術中イメージング医療機器を提供する米ボディ・ビジョン・メディカルは、ＬｕｎｇＶｉｓｉｏｎのリアルタイム術中ＣＴイメージング・システムの日本での販売において、アムコとの専属販売契約を…

ＡＬＳ患者半数以上で進行抑制＝ｉＰＳ使い発見の白血病薬―京都大など

　人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を使って見つけた白血病治療薬を筋萎縮性側索硬化症（ＡＬＳ）の患者に投与する第２段階の臨床試験（治験）で、京都大ｉＰＳ細胞研究所などの研究グループは１２日、半数以上の患者…

微小膵がん診断の治験開始＝新薬で画像鮮明化―国立研究センターなど

　国立がん研究センターなどは１１日、大きさが１センチ未満の微小な膵（すい）がんの早期発見に向けて、新しい薬剤を使った画像診断法の医師主導の臨床試験（治験）を始めたと発表した。がん細胞をより鮮明に写すこ…