【ビジネスワイヤ】医療技術の研究開発を行うジーエヌコーポレーション（ＧＮＣ、山梨県甲府市）は、「ニチブライト」と「ニューリフィックス・ベータグルカン」が、宇宙飛行中の飛行士の健康維持に役立つ可能性があると発表した。好中球対リンパ球比（ＮＬＲ）は、宇宙ミッション中の宇宙飛行士の健康状態、加齢性疾患、炎症老化、寿命、がんの予後を判断するバイオマーカー。宇宙飛行士が、ストレス、炎症、免疫障害につながる電離放射線、体内時計の乱れ、微小重力などにさらされると、ＮＬＲ値が上昇すると考えられている。今回、ニチブライトとニューリフィックスの摂取を行った前臨床試験および臨床試験で、ＮＬＲ値を安全かつ効果的に低下させる効果が確認され、これらの研究結果が「Ｆｒｏｎｔｉｅｒｓ・ｉｎ・Ｉｍｍｕｎｏｌｏｇｙ」誌と「Ｎａｔｕｒｅ・Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ・Ｒｅｐｏｒｔｓ」誌に掲載された。（Ｃ）時事通信社