治療・予防

誰にでも起こり得る不整脈
速い、遅いは病気の恐れも

 「不整脈」は脈の乱れの総称で、治療の要らないものもあれば、命の危険があるものもある。心臓血管研究所(東京都港区)の山下武志所長は「誰にでも起こる恐れがあるので、正しい知識を持ってほしい」と話す。

 ◇原因はさまざま

 脈拍は1分間に50~100回、規則正しく打つのが正常だ。しかし、中には脈が一瞬途切れたり、リズムが速くなる箇所があったりする。これを「期外収縮」といい、年齢とともに増加するが、「ほとんどは治療の必要はありません」と言う。

 期外収縮の原因は睡眠不足、ストレス、アルコール、カフェインの取り過ぎなどが考えられる。自覚症状が無いことがほとんどで、「多くは健康診断で指摘され、不安に思って受診します。病院では、心臓の病気の有無を確認するために検査を行います」と山下所長。

 心臓の病気が無ければ、規則正しい生活で脈の乱れは改善するが、「健診で心電図異常を指摘されたら、一度病院を受診してください。異常が無くても、健康のバロメーターとして定期的に脈を測るとよいでしょう」と山下所長は話す。

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