治療・予防

入園後の体調不良に注意
症状改善後も体力回復を

 「保育園へ無事に入れた」という安心もつかの間、入園後に体調を崩して頻繁に休園しなければならなくなる乳幼児は多い。仕事を持つ親にとってはつらい状況だ。幼い子どもの体調不良の原因や予防法などについて、まなこどもクリニック(千葉市)の原木真名(はらき・まな)院長に聞いた。

 ◇感染症の重症化

 保育園で集団生活を初めて経験すると、風邪に感染しやすく、完全に治る前に別のタイプの風邪にかかる子どもが少なくない。「保育園は多くの園児が触れ合い、遊んでいる間に鼻水やよだれが付着してしまうため、細菌やウイルスが拡散しやすい環境にあるからです」と原木院長は指摘する。

 免疫機能が確立していない0~1歳児の間で病気がまん延しやすいのは当然だが、3歳未満までは、風邪が重症化して中耳炎や脱水症などを引き起こしたり、症状が長引いたりすることが多い。

 子どもを保育園に預けてフルタイムで働くことを望む親は多いが、「入園後1カ月間は、体調不良で数日しか登園できない子が珍しくありません」と原木院長。そのため、勤務を調整したり、祖父母ら身近な人に世話を頼んだり、病児保育室に登録したりするなど、不測の事態に備えておくことが重要だ。

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