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さまざまな「いぼ」 ~感染性の有無、自己判断は禁物(さいたま赤十字病院 三石剛部長)~
皮膚の一部が盛り上がる「いぼ」。その種類もできる部位もさまざまで、大半はウイルス感染が原因だが、そうでないケースもある。「うつるい…
信頼できる情報を―がん ~標準治療を中心に(国立がん研究センター 若尾文彦医師)~
多くのがん患者はインターネット検索などで情報を集めているが、中には誤ったものも多く、医療の現場や治療に及ぼす影響は大きい。国立がん…
前立腺がんに新治療法 ~性的機能維持、失禁防ぐ~
前立腺肥大や前立腺がんは男性固有の病気で、女性の関心は低いかもしれない。男性でも「前立腺がんは他のがんに比べてたちが良い」と軽く見…
重い代謝異常のウォルマン病 ~乳児期に発症(大阪市立総合医療センター 山田勇気医長)~
ウォルマン病は、脂肪の分解ができないために多臓器で障害が起きる重い代謝異常である。大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)小児代謝…
大人の扁平足に注意 ~歩行障害のリスクも(藤井外科胃腸科・整形外科 谷野善彦院長)~
土踏まずがなく、足の裏が平たんな扁平(へんぺい)足。子どもに特有と思われがちだが、大人になってから発症する成人期扁平足には注意が必…
骨密度アップで骨折予防 ~運動と食と服薬(伊奈病院 石橋英明副院長)~
要介護の原因になることが多い骨折。特に女性の場合、認知症に次いで多い原因が転倒・骨折だ。「できるだけ骨折せず、自分で歩くことのでき…
大人のはしかに要注意 ~唯一の予防はワクチン接種(こどもとおとなのクリニック パウルーム 黒木春郎院長)~
麻疹(ましん、はしか)は、麻疹ウイルスによる感染症。子どもの病気という印象が強いが、「近年は、むしろ“大人のはしか”が問題視されてい…
視野が欠けて戻らない「緑内障」 ~眼科検査で早期発見を(たじみ岩瀬眼科 岩瀬愛子院長)~
視野が徐々に欠けていく緑内障。失明に至る危険性も高いが、発症早期から治療を始めれば進行を遅らせることが可能だ。たじみ岩瀬眼科(岐阜…
「カラコン」正しい知識を ~日々のケアでトラブル回避(つきやま眼科クリニック 月山純子院長)~
若い女性を中心に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)。瞳が大きくきれいに見える効果が期待できるため、ファッション感覚で愛用する…
舌が腫れてぶつぶつ ~イチゴ舌(日暮里医院 石山敏也副院長)~
喉の痛みを訴える子どもの舌が赤く腫れて、イチゴのようなぶつぶつができていたら「イチゴ舌」かもしれない。 「イチゴ舌の症状が見られる…
一生残るかもしれないニキビの痕 ~軽く見ないで早期の治療を~
「若いから仕方ない」「広告で見た市販薬(OTC)で十分」などと、軽く扱われることが少なくないのがニキビだ。しかし、こじらせたニキビ…
睡眠薬服用は転倒の危険因子 ~服用したらすぐに就寝を(東京医科大 森下千尋助教)~
高齢になるほど転倒事故が増え、それに伴う骨折は要介護となる可能性を格段に高める。転びやすくなるのは、加齢による筋力低下、パーキンソ…
プラーク除去で健康に ~正しい歯磨き方法(神奈川歯科大学 荒川浩久特任教授)~
歯の喪失につながる虫歯や歯周病の主な原因は、歯の表面に付着する細菌の塊であるプラーク(歯垢=しこう)だ。口臭の原因にもなるプラーク…
病診連携で生存率が向上 ~難治の膵がん(JA尾道総合病院 花田敬士副院長)~
膵(すい)がんの早期診断、早期治療を進めようと、広島県尾道市で始まった診療所と病院の連携システムが成果を上げている。この取り組みを…
みそで免疫力アップ ~腸内環境整える発酵食品(東京慈恵会医科大学付属病院 赤石定典管理栄養士)~
日本人の食生活に欠かせないみそ。室町時代に庶民の暮らしに浸透し、江戸時代には「医者に金を払うよりもみそ屋に払え」と言われたほど、健…
事故数は減少、自損事故目立つ ~高齢ドライバーの運転(筑波大学 市川政雄教授)~
2017年3月施行の改正道路交通法により、75歳以上の運転者が認知症と診断された場合、運転免許の取り消し、または免許停止が可能とな…
夏に注意、急な皮膚の腫れ ~壊死性筋膜炎(名古屋市立大学病院 加藤裕史副部長)~
皮膚の下の組織が細菌に侵されて壊死(えし)する重症の感染症がある。「壊死(えし)性筋膜炎」といい、夏に表れやすく、速やかな受診が必…
危険なほくろの見分け方 ~中には皮膚がんも(日本医科大学武蔵小杉病院皮膚がんセンター 桑原大彰センター長)~
ほくろは皮膚表面に現れる濃褐色の色素斑の通称で、医学用語では母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)という。さまざまな形態があり、中に…
肉離れの微弱電流刺激療法 ~早期回復に期待(聖マリアンナ医科大学 藤谷博人主任教授)~
肉離れは、スポーツ選手に多いけがの一つ。完治するまでに時間がかかるため、無理をして再発するケースも少なくないようだ。そんな中、感じ…
「黄信号」ともさぬように ~手前の「プレフレイル」で対策を(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢教授・機構長)~
加齢とともに心身の機能が低下した状態「フレイル(虚弱)」と、その手前の「プレフレイル」。多くの人がこれらをへて要介護状態に陥るが、…
頬や顎の下に腫れ・痛み ~食事の際に―唾石症(日本医科大学付属病院 松延毅准教授)~
唾液を口の中に分泌する唾液腺の管(唾液腺管)の内部に「石」ができて流れが滞り、食事の際に顎の下などに腫れや痛みが表れる。そのような…
熱感伴う赤い腫れ ~命の危険も―蜂窩織炎(信州大学医学部付属病院 木庭幸子准教授)~
皮膚が赤く腫れあがり、痛みを伴ったりしたら、蜂窩織炎(ほうかしきえん)かもしれない。蜂窩織炎は、皮膚の傷口などから入った細菌に感染…
突然の激しい頭痛 ~可逆性脳血管攣縮症候群(だいだいクリニック 石井翔院長)~
何の前触れもなく、突然、雷に撃たれたように起きる激しい頭痛を「雷鳴頭痛」と呼ぶ。中でも可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群(RCV…
認知度不足の「デフリンピック」 ~耳の不自由なアスリート大会(愛媛大学医学部付属病院 狩野拓也医師)~
4年に1度開催される、耳の不自由なアスリートの国際競技大会「デフリンピック」。2025年には日本初の東京大会が開催される。愛媛大学…
便秘が原因で腹痛・下痢 ~虚血性大腸炎(札幌医科大学付属病院 仲瀬裕志教授)~
高齢者が急におなかが痛くなり、下痢をした場合、動脈硬化や便秘が原因の虚血性大腸炎を起こしている場合がある。札幌医科大学付属病院(札…