約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
普段の排尿、意識し備え ~災害時のトイレ問題(小牧市民病院 吉川羊子部長)~
台風、豪雨、地震など災害時の問題の一つはトイレだ。自宅のものが使えなくなったり、避難所で衛生面に不安を感じたりして排尿回数を減らそ…
長引く空ぜき ~せきぜんそく(日本医科大学呼吸ケアクリニック 日野光紀所長)~
8週間以上せきが続く状態を慢性咳嗽(がいそう)というが、原因となる疾患の多くはせきぜんそくだ。せきぜんそくは気管支ぜんそくのように…
増える「介護脱毛」 ~一部で注目、懸念の声も(広尾プライム皮膚科 谷祐子院長)~
介護脱毛とは、将来自分が介護を受けるようになる前にアンダーヘアを脱毛しておくこと。大人の排せつ介助は陰部や肛門周辺の毛によって難し…
自転車が勃起不全リスクに? ~専門医がポイントを解説(プライベートケアクリニック東京・東京院 小堀善友院長)~
サイクリングを楽しむ人は多いが、自転車の乗車による勃起不全(ED)のリスクが指摘されている。男性の不妊治療などに詳しい、プライベー…
ツイートで医療ニーズ探る ~ウクライナ侵攻で分析(東北大学災害科学国際研究所 藤井進准教授)~
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、ウクライナに住む人の健康状態の悪化が懸念される。東北大学災害科学国際研究所(仙台市)の藤井進…
ストレスによる脳の変化が原因か ~「痛覚変調性疼痛」(東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター 加藤総夫教授)~
原因不明とされ、適切な治療を受けられなかった慢性痛の中に、心理的・社会的ストレスなどによる脳の変化で生じるものがある可能性が示され…
うま味を活用して減塩 ~おいしさ損なわず(東京大学大学院 野村周平特任助教)~
「塩分の取り過ぎは良くないが、薄味だとおいしくないので続かない」―。そのような思いを覆すとされるのが、コンブなどから得られる「うま…
気付いたら虫歯だらけに ~幼児のランパントカリエス(岡山大学病院 仲野道代教授)~
日本の子どもの虫歯(う蝕)は減少傾向にある一方、口の中の衛生状態が悪かったり、哺乳瓶を長期間使ったりする習慣が原因で、幼児期に虫歯…
旅先で起こる下痢や腹痛 ~経口補水液で予防(浜松医療センター 田島靖久部長)~
旅行先の水や食べ物に含まれる細菌などが原因で、下痢などの消化器症状を起こす「旅行者下痢症」。衛生面が整っていない国に旅行する際は、…
人の顔が覚えられない ~相貌失認(上本町わたなべクリニック 渡辺章範院長)~
アルバイト先の飲食店で、いつまでたっても常連客の顔が覚えられない。学習塾で教えているが、1学期が終わる頃でも子どもたちの顔を識別で…
健康寿命の延伸に ~歯科医師の口や歯のケアで(岩手医科大学 小林琢也教授)~
超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸が課題となっている。岩手医科大学(岩手県矢巾町)歯学部の小林琢也教授は「歯科医師が口や歯のケアに努…
子ども特有の肘の外傷 ~肘内障(久我山整形外科ペインクリニック 佐々木政幸院長)~
肘内障(ちゅうないしょう)は、子どもが手を引っ張られた拍子などに肘の辺りの痛みを訴え、肘が曲げられなくなる小児特有の外傷の一つだ。…
痛む部位に貼らないことも ~全身作用型の貼り薬(福島県立医科大学付属病院 二階堂琢也准教授)~
痛み止めの貼り薬は、肩や首など「痛いところ」に貼るのが通常の使用法だが、肩が痛くても、腰に貼るような「全身作用型」の貼り薬もある。…
まぶたが下がり見えにくい ~眼瞼下垂(愛知医科大学病院 柿崎裕彦教授)~
まぶたが垂れ下がる眼瞼下垂(がんけんかすい)は、視野が狭まることでさまざまな症状が表れる。日常生活に支障が出るようなら治療が必要だ…
多量飲酒による筋肉の損傷 ~アルコール筋症(杏林大学医学部付属病院 竹内弘久講師)~
多量飲酒により筋肉が障害を受ける「アルコール筋症」。あまり聞き慣れない病名だが、杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)上部消化管外…
高齢者の「大敵」肺炎 ~死亡者の98%が65歳以上~
新型コロナウイルス感染症による死亡で、肺炎が注目された。コロナ禍以前から肺炎は高齢者にとって大きな問題となってきた。肺炎の死亡者の…
多様性が健康のカギ ~日本人の腸内細菌(医薬基盤・健康・栄養研究所 国沢純ヘルス・メディカル微生物研究センター長)~
腸内細菌はおなかの調子だけでなく、全身の健康に関わることが分かっている。望ましいのは多種類の腸内細菌がバランスよく存在する多様性の…
おなかの張りやげっぷ ~呑気症(芝大門いまづクリニック 今津嘉宏院長)~
日常的に胃の痛みや不快感を覚えたり、おなかが張ったり、げっぷやおならが頻繁に出たりする呑気症(どんきしょう)。「呑気症という病名の…
若者の「市販薬」乱用 ~死亡するケースも(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)~
近年、10~20代の若者たちの間で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の乱用、いわゆる「オーバードーズ(過剰摂取)」が増えている。 厚生…
「マイクロスリープ」が頻発 ~居眠り運転事故の直前1分間(広島大学大学院 塩見利明教授ら)~
トラック運転者の居眠り運転事故直前に、15秒以内の睡眠「マイクロスリープ」が頻発していることが、広島大学大学院医系科学研究科(広島…
「子ども用車椅子」への理解を ~病気の子の介助に必要(市立ひらかた病院 谷口昌志部長)~
病気の子どもを介助するための「子ども用車椅子」。一般的なベビーカーと見た目は似ており、普段見掛けることが少ないためか、ベビーカーと…
五感の過剰反応「感覚過敏」 ~発達障害と関連か(昭和大学発達障害医療研究所 太田晴久所長)~
感覚過敏とは視覚や嗅覚などの五感が、外からの刺激に対して過剰に反応する状態を指す。うつ病やパニック障害などの精神疾患でも見られる症…
聞こえの衰え、認知症リスク ~加齢性難聴の進行を予防(太田総合病院 欠畑誠治・中耳内視鏡手術センター長)~
加齢で聞こえにくくなると、社会生活に支障を来したり、認知症リスクを高めたりすることが分かっている。しかし現在、年齢とともに聴覚機能…
免疫の誤作動で肝臓に障害 ~自己免疫性肝炎(帝京大学医学部付属病院 田中篤教授)~
自己免疫性肝炎は中年以降の女性などに発症する病気で、近年患者数の増加が報告されている。その背景や治療法について、帝京大学医学部付属…
女性に多い中枢神経系難病 ~再発防止が鍵―視神経脊髄炎スペクトラム障害~
希少疾患(難病)の患者は日本で5万人程度とされている。原因が不明の病気が多い上に、根本的な治療法が確立されていない。その一つである…