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若者の「市販薬」乱用 ~死亡するケースも(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)~
近年、10~20代の若者たちの間で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の乱用、いわゆる「オーバードーズ(過剰摂取)」が増えている。 厚生…
「マイクロスリープ」が頻発 ~居眠り運転事故の直前1分間(広島大学大学院 塩見利明教授ら)~
トラック運転者の居眠り運転事故直前に、15秒以内の睡眠「マイクロスリープ」が頻発していることが、広島大学大学院医系科学研究科(広島…
「子ども用車椅子」への理解を ~病気の子の介助に必要(市立ひらかた病院 谷口昌志部長)~
病気の子どもを介助するための「子ども用車椅子」。一般的なベビーカーと見た目は似ており、普段見掛けることが少ないためか、ベビーカーと…
五感の過剰反応「感覚過敏」 ~発達障害と関連か(昭和大学発達障害医療研究所 太田晴久所長)~
感覚過敏とは視覚や嗅覚などの五感が、外からの刺激に対して過剰に反応する状態を指す。うつ病やパニック障害などの精神疾患でも見られる症…
聞こえの衰え、認知症リスク ~加齢性難聴の進行を予防(太田総合病院 欠畑誠治・中耳内視鏡手術センター長)~
加齢で聞こえにくくなると、社会生活に支障を来したり、認知症リスクを高めたりすることが分かっている。しかし現在、年齢とともに聴覚機能…
免疫の誤作動で肝臓に障害 ~自己免疫性肝炎(帝京大学医学部付属病院 田中篤教授)~
自己免疫性肝炎は中年以降の女性などに発症する病気で、近年患者数の増加が報告されている。その背景や治療法について、帝京大学医学部付属…
女性に多い中枢神経系難病 ~再発防止が鍵―視神経脊髄炎スペクトラム障害~
希少疾患(難病)の患者は日本で5万人程度とされている。原因が不明の病気が多い上に、根本的な治療法が確立されていない。その一つである…
けがなく続けるヨガ ~整形外科医が独自開発(整形外科医 井上留美子氏)~
年代を問わず根強い人気のヨガ。しかし、あぐらをかいたり、足を大きく広げたりといったポーズは身体への負担が大きく、実はけがをする人も…
アロマで認知症対策 ~嗅覚障害の改善期待(鳥取大学 浦上克哉教授)~
アロマセラピーは、植物から抽出したオイルの香りを使って心身の健康を促す方法だ。「特定の植物の香りが、アルツハイマー型認知症(AD)…
その不調「脳疲労」かも ~スマホ時間、減らすことから(エミーナジョイクリニック銀座 伊東エミナ院長)~
「やる気が出ない」「いらいらする」「物忘れが多い」「ぐっすり眠れない」といった症状をよく耳にする。このような不調が続くなら、「脳疲…
皮膚病以外の病気でも症状 ~難治性のかゆみ(順天堂大学大学院 冨永光俊先任准教授)~
蚊に刺されて、かゆくて物事に集中できない経験をした人は少なくないだろう。激しいかゆみが続いたり、就寝中にかゆくなったりすれば、生活…
白内障、手術で改善期待 ~40代以上は1度検診を(筑波大学付属病院 大鹿哲郎教授)~
年齢を重ねるほど発症率が上がる白内障。主な原因は加齢で、60歳を超えると発症率が高くなり、70歳代では約8~9割、80歳以上ではほ…
爪白癬と爪乾癬 ~見た目で区別難しい(慶応大学 斎藤昌孝非常勤講師)~
爪白癬(はくせん)と爪乾癬(かんせん)は、ともに爪が濁ることが多い病気だが、見た目だけでは判別しにくい。患者数は爪白癬の方が圧倒的…
日本人に多い下咽頭がん ~気付いた時には進行も(国立がん研究センター中央病院 吉本世一頭頸部外科長)~
酒を飲むと顔が赤くなり、飲酒の習慣がある人で発がんする可能性が高い―。過度の飲酒を最大の原因とする下咽頭(かいんとう)がんについて…
能力高め、息苦しさも軽減 ~運動中のメントール水摂取(東北大学大学院 永富良一教授)~
メントール(L―メントール)入りの菓子や飲料を口にする冷感や清涼感をもたらす効果が知られているが、最近の研究で、運動中に摂取すると…
外見の「欠点」に固執 ~醜形恐怖症(原井クリニック 原井宏明院長)~
顔や体の一部に自信が持てず本人が「欠点」と感じても、他人から見れば大した問題ではないことは多い。「醜い」「人より劣っている」と感じ…
悪化で治療長期化も ~ものもらい(大阪鶴見まつやま眼科 松山真弘院長)~
まぶたの上下が腫れたり、痛みが出たりする「ものもらい」。めばちこ、めいぼ、おひめさんなど地域によってさまざまな呼び名がある身近な目…
ペット飼育で介護費が半額に? ~医療費は差なし(東京都健康長寿医療センター研究所 谷口優協力研究員)~
犬や猫を飼っている高齢者は、飼っていない人に比べて介護保険サービスの利用費が約半額に抑えられる―。東京都健康長寿医療センター研究所…
未破裂脳動脈瘤 ~くも膜下出血の危険(昭和大学 水谷徹医師)~
脳動脈瘤(りゅう)は脳の血管(動脈)にこぶのような膨らみができたもの。発見時に出血(破裂)の兆候のないものを未破裂脳動脈瘤と呼ぶ。…
走ると膝に痛み ~ランナー膝(ぜんしん整形外科 守重昌彦院長)~
走ると膝の外側が痛くなる腸脛(ちょうけい)靱帯(じんたい)炎。「ランナー膝」とも呼ばれ、ランニングにおける代表的なスポーツ障害とし…
女性に多いしみ「肝斑」 ~正しい診断とケア重要(日本医科大学付属病院 船坂陽子教授)~
20代後半から40代の女性で発症するケースが多い、しみの一種「肝斑(かんぱん)」。妊娠や経口避妊薬の服用などをきっかけに表れ、出産…
妊婦の受動喫煙は高リスク ~妊娠高血圧症候群(東北大学病院 岩間憲之講師)~
妊娠中の喫煙は、低出生体重、早産などのさまざまな悪影響をもたらす。東北大学病院(仙台市)産婦人科の岩間憲之講師らの最近の研究による…
果物にうつ病予防効果 ~多く食べる人でリスク低下(国立精神・神経医療研究センターなど)~
果物をたくさん食べている人はうつ病になりにくいことが、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)、国立がん研究センター(同中央…
背中などに赤い発疹 ~すぐに広まる「とびひ」~
かゆいと思ったら枯れ野に火が広がるように、あっという間に背中全体に赤い発疹が広まり、すぐに化膿(かのう)してしまう。これが、プール…
「ミイラ便」は危険信号 ~QOLにも影響する便秘~
便秘は、本来体の外に出すべき十分な量の便を排出できない状態を指し、すっきり感がなく、不快感を伴う。便秘の人に多く見られるのがコロコ…