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走ると膝に痛み ~ランナー膝(ぜんしん整形外科 守重昌彦院長)~
走ると膝の外側が痛くなる腸脛(ちょうけい)靱帯(じんたい)炎。「ランナー膝」とも呼ばれ、ランニングにおける代表的なスポーツ障害とし…
女性に多いしみ「肝斑」 ~正しい診断とケア重要(日本医科大学付属病院 船坂陽子教授)~
20代後半から40代の女性で発症するケースが多い、しみの一種「肝斑(かんぱん)」。妊娠や経口避妊薬の服用などをきっかけに表れ、出産…
妊婦の受動喫煙は高リスク ~妊娠高血圧症候群(東北大学病院 岩間憲之講師)~
妊娠中の喫煙は、低出生体重、早産などのさまざまな悪影響をもたらす。東北大学病院(仙台市)産婦人科の岩間憲之講師らの最近の研究による…
果物にうつ病予防効果 ~多く食べる人でリスク低下(国立精神・神経医療研究センターなど)~
果物をたくさん食べている人はうつ病になりにくいことが、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)、国立がん研究センター(同中央…
背中などに赤い発疹 ~すぐに広まる「とびひ」~
かゆいと思ったら枯れ野に火が広がるように、あっという間に背中全体に赤い発疹が広まり、すぐに化膿(かのう)してしまう。これが、プール…
「ミイラ便」は危険信号 ~QOLにも影響する便秘~
便秘は、本来体の外に出すべき十分な量の便を排出できない状態を指し、すっきり感がなく、不快感を伴う。便秘の人に多く見られるのがコロコ…
子どもの重症蚊刺アレルギー ~強い皮膚症状、発熱(奈良県立医科大学 浅田秀夫教授)~
重症蚊刺(ぶんし)アレルギー(蚊刺過敏症)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)感染による珍しい病気だ。10歳未満の子どもに多く…
健康に悪影響、明らか ~新型たばこ、安易に手出さないで(大阪国際がんセンター 田淵貴大医師)~
従来の紙巻きたばこに比べて臭いや煙が少ないといった理由で、新型たばこを吸う人が増えている。だが大阪国際がんセンターがん対策センター…
摂食嚥下障害でも楽しめる食事 ~「インクルーシブフード」(東京大学医学部付属病院 井口はるひ講師)~
かんだり、飲み込んだりするのが難しい摂食嚥下(えんげ)障害のある子ども向けの食品「インクルーシブフード」。見た目は普通の食事と変わ…
肝臓病は飲酒に要注意 ~症状に応じた食事を(虎の門病院 土井悦子部長)~
新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増え、通勤などに伴う運動量が減少し、肥満になった人が多いという。そのため肝臓に脂肪が付いて働きが悪…
ロボット支援手術「ダビンチ」 ~保険適用広がり、負担軽く(日本ロボット外科学会 渡辺剛理事長)~
ロボットを使って行う内視鏡手術「ロボット支援手術」の保険適用の範囲が広がっている。従来の手術に比べて、出血量が少ないなど患者のメリ…
精神科のセカンドオピニオン外来 ~主治医にはっきり意思伝える(慶応義塾大学 三村将名誉教授)~
大学病院を中心に「セカンドオピニオン外来」をよく目にするようになった。現在受けている処方や今後の治療などについて、別の医療機関の医…
漢方を知ろう ~大人も夏の自由研究~
体にこたえる暑さが続き、だるい、食欲がない、腹痛や頭痛といった体の不調を感じている人も多そうだ。症状そのものに薬などで対処する西洋…
成人後もしこりに注意 ~先天性甲状腺機能低下症(国立成育医療研究センター 鳴海覚志室長)~
2千~3千人に1人の割合で新生児に見つかる先天性甲状腺機能低下症。診断されると治療を受けて大半が問題なく成人する。ただし、成人した…
脳と心臓の専門医が連携 ~脳梗塞の再発予防(香川県立中央病院 市川智継診療科長)~
脳梗塞は脳の血管が突然詰まる病気で、片側の手足がまひしたり、意識を失ったりする。詰まった血管に対する治療法が進歩し、死亡や後遺症に…
高齢者ほど要注意 ~高山病、事前対策を(東京医科大学病院 増山茂兼任教授)~
中高年を中心に根強い人気の登山。日本生産性本部の「レジャー白書2022」によると、2021年の登山人口は約440万人で、コロナ前の…
アニサキス症 ~寄生虫による食中毒(にしやま消化器内科 西山範院長)~
魚介類につく寄生虫アニサキスが食中毒を引き起こすアニサキス症。生や加熱、冷凍が不十分な魚介を食べることで起こる。 「冷凍されていな…
立ちふさがる言葉と文化の壁 ~外国人の精神科医療(四谷ゆいクリニック 阿部裕院長)~
日系人の単純労働を認めた1990年の出入国管理法の改正で、ブラジルやペルーなどの中南米から労働者が多く来日した。インドシナ難民や中…
深刻な後遺症の危険も ~「暑さ負債」が熱中症の引き金に~
今年の夏は体温を上回る最高気温が各地で報告され、熱中症の患者が増加した。当分、厳しい暑さが続く見通しだ。これまでの猛暑により体力が…
治療は本人の意思尊重 ~夜尿症(東京都立小児総合医療センター 佐藤裕之部長)~
誰しも経験があるだろう幼少期のおねしょ。しかし5歳以上で、1カ月に1回以上、3カ月以上続く場合は「夜尿症」に該当すると、東京都立小…
温泉で高齢者のうつ予防? ~効果的な入浴習慣を(九州大学病院別府病院 山崎聡講師)~
毎日の温泉浴が、高齢者のうつ病を予防する可能性がある―。九州大学病院別府病院(大分県別府市)がアンケート調査を基に報告をまとめた。…
さまざまな「いぼ」 ~感染性の有無、自己判断は禁物(さいたま赤十字病院 三石剛部長)~
皮膚の一部が盛り上がる「いぼ」。その種類もできる部位もさまざまで、大半はウイルス感染が原因だが、そうでないケースもある。「うつるい…
信頼できる情報を―がん ~標準治療を中心に(国立がん研究センター 若尾文彦医師)~
多くのがん患者はインターネット検索などで情報を集めているが、中には誤ったものも多く、医療の現場や治療に及ぼす影響は大きい。国立がん…
前立腺がんに新治療法 ~性的機能維持、失禁防ぐ~
前立腺肥大や前立腺がんは男性固有の病気で、女性の関心は低いかもしれない。男性でも「前立腺がんは他のがんに比べてたちが良い」と軽く見…
重い代謝異常のウォルマン病 ~乳児期に発症(大阪市立総合医療センター 山田勇気医長)~
ウォルマン病は、脂肪の分解ができないために多臓器で障害が起きる重い代謝異常である。大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)小児代謝…