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重篤な副作用起きたときに ~医薬品副作用被害救済制度(東京薬科大学 成井浩二准教授)~
医薬品には病気や傷を治す効果がある一方、副作用が生じることもある。適正に使用したにもかかわらず重篤な副作用が生じた場合に、医療費や…
スマホで頸髄症を早期発見 ~手指の動きから自動判定(東京医科歯科大学大学院 藤田浩二講師)~
手指の細かい動きが悪くなるという症状が特徴的な頸髄(けいずい)症。進行すると、歩行障害や排尿・排便障害が加わることもある。東京医科…
出生時の低体重、成人後にリスク ~心筋梗塞や糖尿病が高比率―成育センター研究~
小さく生まれて体重が軽過ぎると、成人後期といわれる40歳以上になり、心臓の病気や糖尿病などにかかるリスクが高まる―。国立成育医療研…
かかと乾燥注意報! ~炎症起こすと歩行にも影響~
冬将軍の季節になると、日本海側などを除いて空気が乾燥し、エアコン使用も相まって肌はカサカサ。感染症の影響でアルコール消毒の頻度が増…
繰り返すぼうこう炎 ~原因にがんや糖尿病も(東京慈恵会医科大学付属病院 本田真理子講師)~
ぼうこう炎のほとんどは細菌感染による急性で、通常は抗菌薬を服用して1週間前後で治る。ところが、薬を飲んでも症状が長引いたり、再発を…
数日前から軽い頭痛も ~くも膜下出血の前兆(杏林大学医学部付属病院 中冨浩文教授)~
毎年全国で約2万6千人が発症し、その半数近くが命を落とすくも膜下出血。脳を覆うくも膜の下を走る血管にできた動脈瘤(りゅう)が破裂し…
男性も骨粗しょう症に注意 ~患者の2割強占める(千葉大学医学部付属病院 江口和特任教授)~
骨がもろくなる骨粗しょう症は、骨折や介護のリスクにつながるなど、健康寿命への影響が指摘されている。日本の骨粗しょう症患者は1300…
食物繊維不足が関連か ~睡眠中の歯ぎしり(岡山大学学術研究院 外山直樹助教)~
上下の歯をぎりぎりとこすり合わせたり、かみしめたりする歯ぎしり。睡眠中の歯ぎしりは子どもや若者に起こりやすく、睡眠障害の一種とされ…
心臓突然死を防ぐ ~必要ならICD埋め込みも(東邦大学医学部 池田隆徳教授)~
心臓の異常による突然の心停止は、全国で約6分半に1人発生している。回復せず24時間以内に死亡した場合は心臓突然死と呼ばれ、原因の多…
朝日浴び日中に活動 ~認知症患者の睡眠改善(東京工科大学 榎本みのり講師)~
加齢に伴い睡眠は浅く短くなり、夜中に何度も目を覚ましやすくなるが、高齢の認知症患者では睡眠の質はさらに低下するという。高齢者の睡眠…
大腸の「くぼみ」に炎症 ~大腸憩室炎(広島大学病院 原武大介医師)~
加齢により、腸の一部が袋状にくぼむ「憩室」(けいしつ)が表れることがある。腸管のどこにでもでき、特に大腸が多い。大腸憩室そのものは…
乳幼児にも付く歯石 ~石灰化する前にケア(千葉歯科医院 浜野美幸院長)~
歯垢(しこう)とは、虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊のこと。歯垢を放置すると、唾液中はカルシウムやリンなどの成分によって石のように…
出産後の月経の不調 ~婦人科に相談を(日本赤十字社医療センター 笠井靖代部長)~
出産後は、妊娠中に止まっていた月経(生理)が再開する。しかし、なかなか再開しない、育児をしながらの生理痛はつらいといった悩みを抱え…
ヘルスリテラシーの向上を ~健康情報を適切に活用する能力(大阪公立大学 横山久代教授)~
健康や医療に関する正しい情報を得て、理解し活用する能力は「ヘルスリテラシー」と呼ばれている。重要性が高まっているヘルスリテラシーに…
リンゴ成分が健康寿命延ばす ~医師3人が活用メニュー紹介~
果物はデザートやおやつとして食べたり、パンやジュースの成分になっていたりする。日本人が好むリンゴは腸内環境を整え、動脈硬化や糖尿病…
子宮筋腫のカテーテル治療「UAE」 ~生活に合わせた治療の選択肢を(大阪医科薬科大学病院 大須賀慶悟教授)~
子宮筋腫は女性ホルモンの影響を受け、子宮の壁にこぶのような塊ができる良性腫瘍の一つ。30歳以上の女性の20~30%に見られる。おな…
AEDによる心肺蘇生 ~ためらわず使用を(東京慈恵会医科大学付属病院 武田聡診療部長)~
自動体外式除細動器(AED)は心停止した人の蘇生に用いる医療機器だ。日本では2004年7月から一般市民も使えるようになり、駅や行政…
痛風を防ぐ水分補給 ~甘味飲料は控えて(結核予防会複十字病院 谷口敦夫医師)~
足の親指などの関節が激しく痛む痛風発作。血中の尿酸濃度が基準値(1デシリットル当たり7ミリグラム)を超える高尿酸血症が続くと起こる…
妊娠で高まる口内リスク ~専門家は歯科健診呼び掛け~
妊娠した女性は歯科受診をためらうケースが少なくない。診療の途中で具合が悪くなる心配があるほか、エックス線の照射や麻酔の使用などが胎…
三つに大別される失神 ~「心臓に原因」は要注意(大阪警察病院 南口仁副部長)~
脳の一時的な血流低下で意識を失う失神は、年間約80万人に発生するとされる。全国でも珍しい「失神外来」を担当する大阪警察病院(大阪市…
手に大量の汗 ~生活・仕事に支障―手掌多汗症~
汗をかくことは体温を調節したり、皮膚に適度な湿度を与えたりするという大切な機能を果たしている。しかし、高い気温や運動などに関係なく…
がん患者、高血圧に注意を ~軽度上昇でも脳心血管病のリスク(東京大学大学院 金子英弘特任講師)~
がんの診断や治療の進歩などにより、生存期間は延びている。ただし、がん患者の中で心臓病や脳卒中の最大の危険因子とされる高血圧に悩まさ…
海・川の事故を予防 ~釣りと子どもの水遊びに注意(亀田総合病院 不動寺純明救命救急センター長)~
海や川では、水難事故に要注意だ。警察庁によると、2022年に発生した水難事故は1346件で、事故にあった人数は1640人。このうち…
物忘れが気になる ~早期発見が鍵「軽度認知障害」(メモリークリニックお茶の水 朝田隆理事長)~
アルツハイマー型認知症の原因とされる特殊なタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」は、発症する20年前から脳への蓄積が始まっているとい…
普段の排尿、意識し備え ~災害時のトイレ問題(小牧市民病院 吉川羊子部長)~
台風、豪雨、地震など災害時の問題の一つはトイレだ。自宅のものが使えなくなったり、避難所で衛生面に不安を感じたりして排尿回数を減らそ…